本日は千葉県鴨川市天津の「天津神明宮」(あまつしんめいぐう)に参りました。

境内の中に湧水があります。

 

最寄り駅より徒歩15分位にて大きな鳥居が見えてきます。

 

この神社は、源平合戦時代に以仁王(もちひとおう)の令旨(りょうじ・皇太子の命令のこと)を受けた「源頼朝」(みなもと の よりとも 1147年-1199年)が平氏に伊豆にて「石橋山の戦い」に敗れたのち、小舟にて房総半島安房国(安房郡鋸南町 あわぐんきょなんまち)に上陸、その途上で先勝祈願を行った場所です。

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この天津神明宮の地、天津小湊(あまつこみなと)と言えば、鎌倉時代の僧「日蓮」(にち れん 1222年-1282年)の誕生地です。

 

「日蓮宗」の開祖として、また当時中国大陸を治めていた「元」(げん 皇帝:フビライ・ハン、クビライ・カァン)の日本への2度の入寇「元寇」(げんこう 文永の役1274年 弘安の役1281年)を予言した「立正安国論」(りっしょうあんこくろん)が有名です。日蓮上人も修行地の清澄(きよすみ)に向かう途中、崇拝していたとのことです。

 

源頼朝公、日蓮上人も頂いたと思われる湧水は「御神水」として整備されています。ありがたく頂きました。

 

商売繁盛運、結婚運、健康運がアップする湧水とのことです。

 

参拝後、日蓮上人誕生地の「誕生寺」(たんじょうじ)と、なぜか深海に生息するマダイが浅瀬にて見られる「鯛の浦」(たいのうら)に寄りました。昭和天皇も訪れたそうです。

 

以前より聴いてはおりましたが、地元では日蓮上人は「鯛の化身」として、今でも鯛は食さないとのことです。

 

■アクセス

最寄駅【天津小湊駅】(あまつこみなと)
京葉線・外房線にて東京駅より「特急わかしお」約1時間45分程度

 

【バス】
東京駅より京成・日東交通共同高速バス「安房小湊駅」下車。約2時間10分程度

 

※土日祝日に行かれる場合は、JR東日本の「えきねっと」から「トクだ値」で「特急わかしお」を予約した方が、とてもお得です。指定席が高速バス代とほぼ値段が同じです。アクアラインの渋滞を避けられます。