付き合ったばかりの頃
旦那はとても優しかった。

夜の仕事が終わった私を
よく朝仕事が早いのに
無理して毎回迎えに来てくれたり

デートすれば
私にお金は絶対ださせなかったり

私を大切にしてくれていると
私はすぐに思い込んだ。

暴れん坊でわがままで
おもちゃばかりねだる甥っ子達を
溺愛する様子や
楽しそうにあやす姿をみて
いいパパになるだろうなと
未来を夢見るようになった。

母子家庭で育った私は
子煩悩パパに憧れていたし
母子家庭に自分もなったから
長男へ必要だとか
世間的に必要だとか
打算的な無意識の理由で
子煩悩パパを求めてもいた。

幸せな家族を作りたい。

幸せになりたい。

この欲求を満たすために
私は旦那に執着した。

よい彼女でいるために
どんな頼みも聞くようになった。

付き合おうと
最初にいったのは旦那なのに
別れる切り札も旦那が握っていた

その切り札が怖くて
私は都合のいい女に成り下がった

もちろん
よい彼女のつもりでいた私が
それはただの都合のいい女だと
自分で気づくはずもなかったが。

振り回されても健気に尽くす
その自分に悲観しながら陶酔して
多分満足していたんだ。

誰かに言えば
おかしいと言われると
本能的にわかっていたから

B型の彼氏と付き合ってるから
大変なんだと自己暗示をして
おかしくなんかないと
ただひたすら思い込んでた。