覚えているかな。

お前じゃなきゃだめなんだって 

お前がいいんだって

君は私に言ってくれたね。


あの言葉を今も思い出しては胸に刻みなおす。


燃えるような熱い恋の日々はもう過ぎた。

盲目なまでに求め合う日々はもう終った。


それでもいって欲しい言葉があること

君は分かるだろうか。


毎日毎日言って欲しいわけじゃない。

たまにでいい。

気が向いたときでいい。

好きだよって、言葉にして伝えてもらえたら

それだけで私はどんなに頑張れるだろう。

どんなに幸せになれるだろう。


将来はどんなうちに住もうか。

俺より先に死んだら許さないよ。

小さな小さな、君が紡ぎだした未来の言葉を

記憶の底から呼びなおしては新しく書き直す。

君が忘れてしまった言葉も

君が気にもしてなかった言葉も

私の中では大切な言葉の一つだから

どんな小さな欠片もなくさない様にそっと胸にしまう。


気づいているだろうか。

君の言葉に魔法があることを。

君の言葉が私を笑顔にさせてくれていることを。

君は気づいているだろうか。