筋肉の逞しさを維持するための肉食革命 No.366 12月23日発

　自宅療養で体力と免疫力を早く取り戻すために、牛肉に並んで是非食べたい食用の肉があります。それはマトンとラム肉です。

＊羊の肉(マトン)を食べて草原の王者のパワーを身につけよう

　夜の生活のスタミナを維持するためには、羊の肉のジンギスカン料理ほど効果的なものはありません。ストレス渦まく現代社会に生きる男性諸君は、おおいにマトンを食べて、あの歴史に名を残したチンギス・ハーンの逞しさにあやかるべきです。

　世界的にみると、羊肉を多く摂取している国の男たちは、アスリートとしても優れた記録を残しています。

　例えば、モンゴル出身の力士たちは、横綱に昇り詰めています。

　また、ニュージーランドは、ラグビーでは、世界のトップクラスに君臨し続けています。

　アイスランドは、ハンドボールの強豪国です。これらの国の共通点は、羊肉を常食とし、筋力が発達し、強靭な肉体に恵まれていることです。

＊マトンのカルニチンが男の筋肉と心臓を強くする

　羊肉には、カルニチンという必須アミノ酸から作られる物質が、多量に含まれています。

　この物質に男性の骨格筋や心臓を強くする秘密があるのです。

　例えばモンゴル人は、日本人の約5.6倍のカルニチンを一日に摂取しています。そのほとんどは、常食としている羊肉から摂っています。こうした生き証人たちの逞しさをみてもわかる通り、食の工夫一つで、男のパワー不足は必ず解消できます。マトンの他、ラム肉もおすすめの一品です。

　カップルで味わえば必ずや幸せな夜が二人に訪れるはずです。

　私の育った北の大地では、夏になると生ビールのジョッキを片手に、ジンギスカンを楽しむ光景が、よく見られます。男を丈夫で長持ちさせるために、是非、この食習慣を身につけたいものです。

「病院にかかるお金がありません！最もかしこい医療費捻出の裏ワザ（幻冬舎）」

本の一部より