1485、「愛を君に、愛を僕に」公演のそれぞれの楽曲の特徴(後半) | SKE48を「遠方」から観察する日記

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1日空きましたが、前回に続き「愛を君に、愛を僕に」公演について見所を語っていきたいと思います。

 

  • MC 01:04:17~ 

 

ユニット明けMCで、そのまま上村、平野、中坂の3人でやります。

 

安定の上村がいるので不安はないですが、中坂もけっこうしゃべれるし、この二人相手だと平野もしゃべれそうですね。

 

特に夜公演はユニットの説明が参考になるので、ぜひ聞いてほしいと思います。

 

  • M10 小悪魔ブルーベリー 01:08:28~ (作詞:小室哲哉、Yummi、作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉、わたるスペシャル)

衣装がCA(キャビンアテンダント)みたい、と謎に話題になってます。

 

この曲もソロスタートで、野村、北川、赤堀、青海と歌割がありますが、4人とも大苦戦してる感じですね。

 

センターの野村の体調が万全なときにどうなるか、他曲では安定していた北川と青海が改善できるのか、赤堀の成長も含めて次回以降がどうなるかに注目でしょうか?

 

他メンバーも、かわいくいけばいいのか、セクシーにいけばいいのか、中途半端にも見えるし、イマイチ方向性が見えないです。

 

正直、昼夜とも全曲で一番出来が悪く見えるので、逆に言えば一番の伸びしろがある曲になると思います。

 

この後の2曲がめちゃくちゃ出来が良いだけに、もう少しクオリティあげたいですね。

 

  • M11 LOVE RENOVATION 01:12:05~(作詞:小室哲哉、ヒルマ弘、作曲:木根尚登、編曲:小室哲哉、藤田宜久)

個人的には、このセットリストで一番の魅せ場となるのが、この曲と次の曲だと思っています。

 

小室さんと木根さんの黄金コンビが絡んだ「いかにもTMネットワーク」という楽曲に仕上がっているし、「いかにも48」という逆三角形のフォーメーションを中心としたかっこいいダンスで盛り上げてます、TMと48のコラボというこのセットリストの名刺になる曲とダンスだと思います。
 

センターの青海は「この曲のためにこの髪型にしてきたよね?」と聞きたいぐらい、めちゃくちゃ青海の演技力がはまっているし、全員の揃ったダンスが決まっていて、聞き入るし、見入ってしまいます。

 

特に間奏のダンスはめちゃくちゃ凄いです、ここだけをこの3か月ひたすら練習したと言っても信じるぐらい、かっこいいし、見れば見るほどいろんな仕掛けを見つけしまうので、定点推奨ですし、現場でも見たいです。

 

青海のソロの直前の流れるようにつないでいく所とかめちゃくちゃカッコよくて、アンナ先生の本領発揮と言うべきでしょうか?(文章にするのが難しいのでとにかく見てほしい)

 

今回はアルバムと公演タイトルを先に作ったので無理でしょうけど、もしもがあるなら、せっかく小室さんだし英語のタイトルで「LOVE RENOVATION」公演にしたいな、と思うぐらい、この曲は売りになると思いますね。

 

あと地味に、DMMの通常3点カメラなのに、アップより引きでの撮影が多いのもGJです、この曲の魅力がわかる撮影の仕方をしてるので、とても良い仕事をしていると思います。

 

  • M12 青春Growing 01:15:39~ (作詞:酒井陽一、作曲:木根尚登、編曲:小室哲哉、酒井陽一)

まず前の曲とのつなぎがすばらしいです、青海、坂本、平野の3人が、コロっと笑顔に変わって一気に雰囲気をこの曲に変えてくれるし、そこから制服衣装のメンバーが出てきてテンションが変わります、この変異はむしろ秋元先生が得意としてきたやり方ですね。

 

そしていかにもアンナ先生な輪になっての、片足をぴょんぴょんするダンスがかわいすぎます。

 

歌詞もいいですね、この曲だけ小室さんが作詞に関わっていないのに採用されたのは、逆に言えばそれだけ「この詩がSKEにハマル」と自信があったのでしょう。

 

そして反則級にはまっているのが、坂本の特徴的な声を最大限に利用してきたことでしょう、ここは坂本最大の魅せ場にして、この公演全体の特徴の一つの「メンバーの個性を出せている」ことにもなってると思います。

 

坂本はダンス(足の上げ方に元々個性がある)や表情もめちゃくちゃあってて、この曲の主役でしょうな。

 

あと、後半に客への煽りがついています、現状だと客は声を出せないので無意味なんですが、コールができるようになったときにはここも売りになるでしょうね。

 

いろんな意味でこの曲は「令和の「仲間の歌」」と言ってもいいかもしれませんね。

 

  • M13 ともだち 01:21:17~ (作詞:小室哲哉、藤井徹貫、作曲:木根尚登、編曲:小室哲哉、守尾崇)

副リーダーでセンターの上村の語りがあってこその楽曲なので、最大の見せ場はむしろ曲前かもしれません。

 

昼のほうが良い話をしてるんですが、緊張からかちょっとミスが多く話も長すぎたので、夜は簡素にしてましたね。

 

でもめげずに熱く語ってほしいです、SKEといえばこの熱い想いを語ることが「青春」でもあるので、ぜひ上村にはいろんな話をしてほしいですな。

 

そして楽曲は、いかにも木根さん、という感じになっています、完全に聴かせる曲ですね。

 

アンコール前最後の曲と言う事で、うまく締まってる良曲だと思います。

 

ちなみに、メンバーが書いてる指文字は、客から見て「すき」と書いてるそうです、ちょいちょい逆に書いてるメンバーがいる気がしますがね(笑)

 

  • EN1 リとマ 01:29:57~ (作詞:小室哲哉、藤井徹貫、作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉、江草一平)
     

変なタイトルがまず特徴的ですが、それにあわせたのか、珍しい紫の衣装にコミカルなダンスや表情も特徴的ですね。

 

あと、たぶんこの曲はすごくコールしやすそうなので、コールあっての楽曲な気します。

 

井上と北川がセンターだと思いますが、最後の井上の特徴的な声も生かせていると思います。

 

  • EN2 頼りは翼だけだ 01:33:40~ (作詞・作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉、ユキナリショウジ)

 

青海と野村のWセンターで「1曲を通して歌割が全員にある」構成になっています。

 

松本と青海のソロも見所になると思います、特にラストの青海は最大の魅せ場でしょう。

 

 

  • TeamSオリジナル新公演軌跡映像 01:37:59~

 

昼夜ともに同じ映像です。

 

  • MC 01:41:31~

 

リーダーの松本が最後に語ります、たぶん松本がこのチームで一番熱い想いを持ってるだけに、内容も熱すぎるぐらい熱くて、SKEらしさ全開です。

 

ここも、この後の曲の出来を左右するMCになると思うので、松本には頑張ってほしい所ですね。

 

  • EN3 マイ・ドリーム 01:44:53~ (作詞:小室哲哉、藤井徹貫、作曲:木根尚登、編曲:小室哲哉、わたるスペシャル)

 

全員がいろんな方向を向いて座ったまま二人ずつ歌いだします、満足そうな顔をして歌うのがラストの曲にふさわしい充実感があっていいです。

 

この曲はラストにふさわしく、その日の出来を全部見て感じながら、見てほしいと思います、いろんな想いが詰まっているほうが楽しめる、そういう楽曲じゃないでしょうかね?

 

 

 

 

 

 

 

以上になります、初日なのでまだ完成したとはとても言えないでしょう、でも初日からここまでのものを出してきたのは、さすがSKE,さすが牧野アンナ先生だな、と、きっと誰もが思ったでしょう。

 

特に、コールがないのが、最大の未完成部分ですね、コール前提の曲もあるだけにコロナが終わらないと完成しようがないです。

 

今回、一番の失敗だったかな、とあえて思うのは、楽曲と歌割を先に決めてしまったことかもしれません、「明らかにこの子のほうが似合ってるのに」と、適性の歌割になってない曲が複数あるので、人気順とかもあるんでしょうが、確実にクオリティを下げてしまってます。

 

ダンスはギリギリまで調整したおかげでとてもクオリティが高いだけに、歌割もギリギリまで変更できる体制にしておいてほしかったと思います。

 

 

 

もちろん歌やダンスに表現力、語りの部分やMC部分でも、まだまだ進化の余地はあるでしょうし、今後シングル曲をどこにいれるのか、アンダーをどうするのか、初日限定だった特典映像の代わりに次は何をするのか?と、気になることは山ほどあります。

 

特にアンダーはすごく気になります、今回、多くのメンバーの個性を生かしている分、メンバーが代わるとガラっと変わると思います、青海の代わりはまだ井上と松本がなんとかするとしても、坂本の声の代わりはハードルがめちゃくちゃ高いです。

 

でも、それでいいと思います、それでこそ「オリジナル公演」である意味があるんですからね、メンバーのやる気が全然違うのもそうだからでしょう。

 

それに全然違ったアンダーになるからこその楽しみ方も知ってるのがSKEファンなので、そんな心配より今ある貴重な個性を最大限に生かした今回の演出を、強く支持したいです。
 

 

 

過去3種のセットリストの中では、圧倒的に「制服の芽」が一番近いと思います、特に最強の魅せ場である「doubt」→「仲間の歌」と「LOVE RENOVATION」→「青春Growing」が同じ流れで、デジャブ感がハンパなかったです。

 

ユニット明けの曲って、ファンもたるみガチなだけに、ここに名曲や煽りのある曲があるのは非常に強いです。

 

似てるだけじゃなくて、過去の48最強のセットリストだと私が思う「制服の芽」より優れている点も多くあります、特に今回、多くのメンバーがセンターや特徴的なポジションを「全体曲でも」割り振られているのは、とても素晴らしいと思います。

 

青海が珠理奈を超える勢いで絶対的なセンターですが、他の子がセンターをすることで青海が完全に消えている楽曲もあるので、バランスは悪くないですね、SKEを生かすも殺すもこのバランスが大事なので、今回はかなり腐心したんじゃないでしょうか?

 

そして何よりも「秋元先生じゃないのにここまでの出来のものを作った」ことが大きいですね、これでSKEが100年戦える未来がリアルに見えたと言ってもいいでしょう。

 

 

 

MCが少ないのは賛否あると思います、今のSは青海や井上など、とてもMCに強いメンバーが多数いるだけにもったいないと言えばもったいないでしょう。


ただ、ありがたいことに、今はネット等を使ったトークをする番組が山ほどありますから、劇場に頼らずとも外で思いっきりしゃべればバランス取れそうな気がします。

 

今のSKEだからこそのMC少な目の公演、私はアリだと思いますし、オリジナル公演だからこその、今の時代にあわせた形にできたんじゃないでしょうかね?

 

まぁ次回から、特典映像の枠にMCを作るかもしれませんがね。

 

 

 

ぜひ、この公演を見てほしいし、感じてほしいと思います、いろいろ書きましたが、私に引っ張られすぎずに、自分の感性を信じて感じるままに見てほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

  今日のブログ

 

 

 

いいですねー、中坂はファン目線なのでこういうのが作れるんでしょうね。

 

初期のSKEも、こういう動画を作ってくれる職人さんがいて、楽しませてくれたものですから、なつかしさもあります。

 

ちなみに、今回の公演の中坂は、ダンスでソロで目立てるポジションはほぼありませんが、歌唱力でめちゃくちゃ支えてくれています。

 

なぜ中坂にソロをまかせなかったのかが、数少ない残念すぎるポイントではありますが、ぜひ中坂の歌声にも注目してもらえると、その役割の大きさに気づけると思います。

 

 

 

 

 

 

  今日の一枚(荒野姫楓)

 

 

今回のリミスタでのオンラインサイン会、多くのメンバーで完売したようです。

 

リミスタを利用したことで、初日後もネットで手軽に買えたのが大きかったようです、商売はタイミングと良く言いますが、商機をうまくつかんだのは、今回の運営の勝利でしょうな。