みつばちハッチが好きじゃなかった
なんか女々しくてイラッとして切なくなった
そんな子供だった
今日
実家の母からの小包が届いた
お米と
短い手紙
手紙の封筒の中には
二万円が添えられていた
「少しですけどおかず等買って食べてください。」
涙が出そうなのを家族に隠しながら喜んだ
ありがとう
この間
母親に言った言葉を後悔してた
言った時から後悔してた
いつも、凄く忙しい時や、辛い時に限って電話をかけてくるから
「もう電話しないで」
私はアホか
アホなんですか
と
言ったそばから思った
お互いキツい言葉でいつもケンカしても
すぐ何事もなかったように過ごしていた昔とは違う
今は、こんなに離れているんだ
手紙を読んでソッコー母親に電話した
素直に言った
お互い意地っ張りだけど
今日は素直に言ってみた
「ありがとうお母さん、涙が出るほど嬉しかったよ」
母親は
『もう電話するなって言われたからしなかったけど、元気にしてるか?誕生日祝いだから何か好きなものを買いなさい。誕生日は過ぎたっけ?』
いやいや
あなたから電話なかったのは3日だけですから
それから私の誕生日はずいぶん過ぎてますから
と
相変わらず突っ込みどころ満載だ
誕生日プレゼントなんて小学生の時以来かな…
たぶん
言い訳を考えたんだろう
今の私は幸せです
今の目標は家族揃って帰省する事です
出来るなら
桜の花の咲く頃に
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