本日、総務建設委員会視察2日目

人口は12万人強、面積は約681平方キロメートルの八代市を訪問しました。
人口は松原市とそれほど変わりませんが、面積は約40倍。議員は28人!本市議会よりも10人も多い😳
しかもその内自民党議員が17人!
大阪とはまるで違う😅



さて、八代市は…
熊本県の、人で言うと腰の辺りに位置し、東西に市域が伸び、海、山、川など観光資源が豊富にあり、農業生産地としても、そして工業都市としても県をしっかり支える存在感を示していました。

冒頭、議会事務局長様からご挨拶を、担当者の方からはご説明を頂きました。

今回のテーマは「商店街の活性化について」
全国共通の課題です。

八代市には商店街が二つあると聴きました。
組合は4つに別れているようですが、現場を見ておかないと、と思い、10時からの視察前に一人で、アーケードを有し約750mある本町商店街を歩いて回りました。

























ここは3つの商店街が繋がっていました。
まだオープン前の時間ともあって開店している所は少なかったのですが、コワーキングスペースや令和2年7月の熊本豪雨の被災者支援を行う「地域支え合いセンター」を市の社会福祉協議会が運営されていたり、テレワークが出来る場所があったり、大きく新しいリハビリテーション専門病院が隣接されていたり…
これまでの商店街にあるお店の概念では想像のつかない店舗が並んでいました。

確かにシャッターを閉められたままなのかと思われるお店も多く、また空き地になっていたり、マンションがへばりついていたり、屋根のないアーケードがあったり…

どこも時代の流れと共に商店街の持つ役割が失われつつある中、新たな価値を創造しようと、八代市は「タウンマネージャー」を市と商工会議所で負担し合って雇用し、その方が行政と各商店街との橋渡しをされながら、色々とアイデアを出され実施されているとのことでした。
特に若者向けのイベントとのこと。
残念ながらここ数年はコロナ禍によってストップされているようですが、新たな取り組み、またイベントを企画されて人を呼び込もうと工夫を凝らされているのも良く分かりました。良いところは松原市でも提案したいと考えるところです。

詳しくはまたホームページに記載しますが、衰退する商店街を活性化させるには、新たな価値を持たせ、柔軟な発想で若者が集い交流できる場所への転換を果たさないといけないと感じました。
今までのやり方を続けていっては先が見えています。

商業振興という観点から、商店街への支援が必要でありながらも、自主自立の発想も持ち合わせて欲しいと考える行政マンの苦しい叫び声が聞こえてきた今回の視察でした。
私も元々、行政マンとして産業振興を仕事とした経歴があるので痛い程よく分かりました。
要は、新しい風を商店街に吹き込まないと生き残っていけないことが今回の視察を通じて自分の頭の中で鮮明になりました😊

今年2月14日で新庁舎開庁1周年
旧庁舎が被災したため5年ほどもプレハブ、また支所等での業務が続いていたそうです。

ほんとにこれが市役所の庁舎か?と目を疑うような斬新で開放感のある建物でした。
約140億円の総工費でこれから更に進展する少子高齢化社会の荒波にこの新庁舎で働く職員の皆さんが市民の暮らしを豊かなものにしてくださるであろうと期待をしつつ、庁舎をあとにしました。



今回は貴重なお時間を割いて頂き、おかげさまで有意義な視察となりました。
心から感謝を申し上げます。

今、空港へ向かうバスの中からの取り急ぎの報告です。

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