出逢わなければ幸せでした。
こんなに泣くことも、
自分を痛めつけることも、
きっと無かった...。
でも。
産まれて初めて本気で好きになった人なの...。
『出会い』
ここは私、永遠が勤める“LACT”と言う店。
うちの店はあと二店舗あり今日はたまたま系列に手伝いに来ていた。
「いや~、永遠ちゃん悪いね。」
優しい笑顔が印象的な系列の店長カズさん。
カズさんはそう言いながら私の肩を叩いた。
「大丈夫です。」
私が笑顔で答えるとカズさんは少し声のトーンを落として私に耳打ちした。
「あそこに付いて貰いたいんだけど、多分同業だから気を付けてね。」
カズさんが言ったテーブルを見ると若い男性三人組が座っている...。
「あー...分かりました。」
私は今度は苦笑いを浮かべて他の女の子と席に付いた。
私の隣は恐らく一番若いであろう人...
(うわー、喋る事が見つからない。;)
若い男性客が苦手な私はいつにもなく頭をフル回転させていた。
「...ぁ。地元どこなんですか??」
(考えた挙げ句この質問って...)
自己嫌悪を起こしながらもとりあえず会話を切り出すことは、出来た。
後は相手の出方次第...
「ギリギリ市内だよ。」
笑いながら言う彼の笑顔はどこか作り物を感じさせた。
「ぇ、それって三本杉の所ですか??」
私は思った事を素直に言った。
「なんで知ってんの!?」
今まであまり表情を崩さなかった彼が初めて私に驚きをみせた。
「私、地元そっちですもん。」
こうして、私達が中学が同じ事。
彼が私の先輩だと言う事。
そして...
彼がホストだと知った。
出逢ってしまった。
これから先どんな未来が待ち受けているか知らずに...。







ありまと





行ッたの




ゎら
の
で

