人を育てていて悩む事の1つは、物事を続けさせるか/辞めさせるかだと思います。
大成するスポーツ選手や偉人でさえ、辞めたいと思ったことは一度ではないはず。
むしろ、大成する人だからこそ、楽しい事と同じくらい辛いことも多いはずです。
小さな事に不満が募るのは、日常が過酷だからではなく、ぬるま湯の中にいるからです。
それを解決するためには、自分のwant toに従って、ゴールに即した状況に身を投じることが最善です。
すると、些細な事は気にならなくなります。
話を戻すと、どんなに才能がある人でも辞めてしまっては何にもならない。
一方で、親のいちばんの役割は続けさせる事ではなく、子供の成長と自己理解を助けること。
子供によっては物事に継続して取り組む事が難しい子もいるでしょう。
そんな時、うちの子はやっぱりダメなんだと思うのではなく、本人がいちばんやりたいと思っている事に集中してもらう様にするのがおすすめです。
その様な子は、まだ自分の本当にやりたい事に出会えていないだけなのですから。
継続することが難しい子でも、今、この瞬間のやりたい事に真剣に取り組むことが出来れば、必ず能力は上がっていきます。
しばらく続けた結果、やめてしまったとしても、その経験はまたどこか別のところで応用することができるのですから。
コーチングではゴールは変わっても構わないと考えます。
他の人から強制されることでしか行動できない子供を作らないためにも、小さな頃から本人の意思や自主性を尊重する事を大切にしましょう。
その選択に対する将来のリスクも説明することが大切です。。
そして、何よりも、親として家族のゴールは何かを言葉と態度で真摯に提示することが求められます。
↑母とは旅行に行くといつもケンカになるので、今回は「お互いを思いやって、みんながにこにこ満足できる旅にする」をゴールにしよう!と提案しました。
こんな事は当たり前の事だから口に出す必要はないという思いや目標だからこそ、しっかりと口に出して共有することが大切です。(意外と当たり前の事が伝わっていない事が多いもの。)
良いコミュニケーションとは表面的に”うまくやること”ではありません。適宜情報を共有しあいながら、丁々発止、意見を交換し合いゴールを実現していくことなのですから。
母は少し抵抗していましたが、結果的には普段以上に楽しい旅になったと思います。
親が最も大切にすべきは、その子が心から望む、その子らしい人生を生きてもらうこと。
そのために必要なものが内外面の自己一致です。
自己一致とは「あるべき姿」と「あるがままの自分」が同じであることを意味しています。
これが出来ていると、安定した精神状態となり、人に安心を与えることが出来る様になります。
自己一致させるためには、自分の強みや長所だけでなく、自分の弱みや短所、考え方の癖や価値観、劣等感や罪悪感などにも目を向けていくことが必要です。
一個人であれば「これが私である」と認識すること。自分を受け止め、受け入れることができるだけでも、十分生きやすくなります。
しかしながら、指導的な立場にある人は、さらに「なりたい自分」と「あるべき姿」を一致させる必要があります。
「なりたい自分」とは行動の方向性や態度です。
自己一致が出来ている人が働きかけるからこそ、コーチングはその本来の力を発揮することが可能になります。
ゴールに完全に合致する自我が出来たとき、世界にはwant to(やりたい事)しか存在しません。
やりたい事だけをやりましょう!
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