オリンピックの歴史 -2ページ目

第18回 東京大会


開催期間/1964年10月10日~24日
実施競技種目数/20競技163種目
参加国・選手数/93の国と地域・5152人

  • 柔道とバレーボールが正式種目に加わった。
  • 最終聖火ランナーをつとめたのは、広島に原爆が投下された昭和20年8月6日に広島市近郊で生まれた早稲田大学の坂井義則だった。
  • ウエイトリフティングの三宅義信選手が、10月12日、日本の金メダル第一号となる。
  • レスリングで日本勢が金メダル5個を獲得する大活躍。
  • 遠藤幸雄を中心に、男子体操陣も金メダル5個を獲得。
  • マラソンの円谷幸吉が銅メダルを獲得。エチオピアのアベベがオリンピック2連覇を達成した。
  • 4階級が行われた柔道で、日本は3階級を制覇。しかし無差別級ではオランダのアントン・ヘーシンクが優勝し、日本の4階級制覇を阻む。
  • 女子バレーで決勝戦で、東洋の魔女と呼ばれた日本チームがソビエトをセットカウント3対0で下し金メダルを獲得。
  • 日本の金メダル獲得数は16で、アメリカ、ソビエトについで3位となる。
  • 10月23日夜、女子バレーボール決勝戦のTV視聴率は85%にも達したといわれる。

第17回 ローマ大会(イタリア)



開催期間/1960年8月25日~9月11日
実施競技種目数/18競技150種目
参加国・選手数/83の国と地域・5315人

  • マラソンで、まだ無名だったエチオピアのアベベ選手がはだしのまま石畳のコースを走り抜き優勝を飾る。
  • 日本は16競技に219人(選手167人、役員52人)の大選手団を送る。
  • 男子体操で日本チームが団体総合の金メダルを獲得。
  • 日本は金メダル4個、銀メダル7個、銅メダル7個を獲得。次の東京大会へ向けて、選手強化面で課題を残す。

第7回 コルチナ・ダンペッツォ冬季大会(イタリア)


開催期間/1956年1月26日~2月5日
実施競技種目数/4競技24種目
参加国・選手数/32の国と地域・820人

  • オーストリアのトニー・ザイラーが、スキーのアルペン競技で初の三冠王となる。
  • 日本の猪谷千春選手が、スキー回転競技で銀メダル。冬季大会で日本初のメダルを獲得する。

第16回 メルボルン大会(オーストラリア)



開催期間/1956年11月22日~12月8日 (馬術(ストックホルム)6月10日~17日)

(メルボルン)
実施競技種目数/17競技145種目
参加国・選手数/67の国と地域・3178人

(ストックホルム)
実施競技種目数/1競技6種目
参加国・選手数/29の国と地域・159人

  • 初めて南半球でオリンピックが開催される。
  • オーストラリアの検疫に関する法律などにより、馬術競技のみストックホルムでの単独開催が特例として実施された。
  • ハンガリー動乱などの影響で参加国、選手数が減少する。
  • 水泳の古川勝選手など、日本が4個の金メダルを獲得。

第6回 オスロ冬季大会(ノルウェー)


開催期間/1952年2月14日~25日
実施競技種目数/4競技22種目
参加国・選手数/30の国と地域・694人

  • 冬季大会で初めての聖火リレーが行われる。
  • アルペン競技に大回転が登場する。
  • 第二次世界大戦後初となるこの大会に、日本は18人の選手団を送り込む。
  • 天才少年として期待された高校3年生の猪谷千春選手が、回転で11位となる。