前記事「私はダメンズメーカー」の続きです。
かえる姉さんに
「連絡が途絶えたS君、愛情を受け取ってあげなかったから、連絡が来なくなったのか・・・悲しいです。」
と伝えたら、「その『悲しい』が本音だよ、で、そもそも『寂しかったのね』」と教えてもらった。
(でも、いったい連絡が取れなくなったS君に、どう対応していればよかったのか分からない・・・
彼の実家に遊びに行くのは楽しみにしていたけれど、なんでこんな風になったのだろう?
途中、道のりが遠くて、疲れたと言った時だっただろうか?それとも、彼の実家への計画を立てている時だろうか?
もしかしたら前回会った、7月の時からボタンを掛け違えていたのかもしれない・・・)
好意が受け取れない、というところに反応したので
「ところで好意を受け取れないというのは、もう小学校の時からありました。
友達のお誕生日会に、うち貧乏だったらプレゼント大したものあげれなくて。
でも豪華なご馳走とお土産まで友達のお母さんがくれようとした時、受け取らなかった
『良いのよ、気にしないでね(*^^*)』って言われたんだけど、それが余計に悲しくて、すごくよく覚えてる。
今も思い出したら泣けてきました。いったい何故こんなふうになったんだろう?」
と質問した。
かえる姉さんからは
「まあ、普通に遠慮が美徳でガマンは美しいと教わったからなんだけどね(笑)
要するに、小さい頃から「どうせ、わたしなんか」と思うクセがあったから受け取れないまま大人になったんだよー(^^)/
そんな私にはどうせ価値が無いと決めて来たのも自分なので、もうやめていいよ~」
けいちゃんからも
「『いったい何故こんなふうになったんだろう』って私も思ってたσ(^_^;
ねさんの言う通り、決めたのは自分。
だからやめると決め直せばいい。
みんなよりずっと長くこじらせてた私でもちゃんと脱出できてるから大丈夫よ」
とダブルでお返事をもらった。
だからか!!ってピンときた
「確かに、父親に幼稚園前から仕込まれていました。
遊びの順番を譲りすぎて、結局自分は出来なくて、わんわん泣いたのを強烈に覚えています。
幼稚園の先生かお友達のお母さんか忘れましたが、うちの母親に『Yちゃんの気遣いは大人がするものよね』って言ってきたとか。
最近、その話題になった時に父が、『あ、俺が教えてた。』と言いました。
旅行した時も、まだ3歳の私に、父が大人になる話すように話してるのを見て、
旅館のおばさんが父に、「子供に大人に話すように話してもわかりませんよ。」と言ってくれたとか、母から聞いたことがあります。
その時の私は、キュッと口を結んで下を向いていたとか。
もう!本当に迷惑!!お父さんのせいです!」
「価値がない、これも思い当たります。
母親の家系は女系で百年男子に恵まれなく、婿をとってきました。
なので母から散々あなたが男の子だったら良かったのに、と言われてました。
8歳の時に弟が生まれましたが、母親の溺愛ぶりに、自分との扱いの差に愕然としたのを覚えてます。
父からも、女だからって甘えるな!!泣くな!ベラベラしゃべるな!一生働け、とか言われてました。
女の子に生まれて良かったと思ったことは一度もありませんでした。
男でない自分は価値がない、と思っていました。」
と、芋づる式につながった
と同時に、なんでそんな自分に不利な思い込みを採用してしまったのだろう?
と疑問に思って伝えたら、かえる姉さんから
「小さいからねー。
子どもだから、その家族の中で生きて行く方法として一生懸命に考えたんだよ。だから、誰も悪くない。
Yちゃんも悪く無い。」
「あ、お父さんは『良かれ』と思ったんだと思うよ。
早く大人のルールを覚えさせたかったのかも知れないし、自分もそうされて来たのかも知れないね。」
と、かえる姉さんからお返事が来たけど、私は
「父は良かれというか、恐れから、そうしてきたんだと思います。
父の妹(叔母さん)は末っ子で甘やかされすぎて、駄目になったと言ってます。」
と、厳しすぎた父の思い出があふれだした。
「 私、悪くない
すごく悲しかった気持ちを思い出したら、泣いてしまいました。
(ホテルの部屋の中でメッセージをやり取りしていたので、思いっきり泣いた。廊下に聞こえるんじゃないかと思ったけど・・・)
でもちょっとスッキリしました。
書いてたら、本当に私には落ち度がなかったと!思います。
でも、なんで父母はそんな子供心を傷つけるような事を言えたのでしょうか?
ちょっと良く考えればわかりそうなものなのに。
私はそんな二人から、絶対に嫌われてると思ってるみたいです。わざといじめてきた、と感じてるみたいです。」
と返事したら、けいちゃんから
「私もおんなじ…父は厳しかったし体罰もあったよ。それが父の愛情だったんだと後で知るんだけどね(^^;)
子供だったから怖かったし、悲しかったし、寂しかったし、悔しかったよねー(T-T)
自分はそうされても仕方ないんだって間違った思い込みをしただけだから…
大人にされてきた事を自分にするのはもうやめよう」
ときたけれど、なんか納得いかず
「自分で、やめる
それは良いとして、今まで父の行為を愛情だと思おうと努力してきました。だから、父の指図も受け入れてきたわけで。
ただ父に私の気持ちを分かってもらえないから、私は悲しいんだって思っていました。
でも、つい数ヶ月前、父を包丁でメッタ刺しにしたいと思う自分が出てきて、殺意まで持っていたんだ、私、と気がついたところです。
この溢れる怒りはどうしたらいいのですか?
男性に、この父への怒りを投影してしまわないか、不安です。もうしてるのかも?」
と答えたら、
「うん!まずはちゃんと怒ろう!
お父さんに直接ぶつけるんじゃなく、自分の中に沸々と煮えたぎってる怒りを安全な所で外に出してみよう。
参考になるかな?
2年半前の記事です。
私は怒っていた…のか…」
と教えてもらった。