昨日の続きﾃﾞｽｗ
７２０円というありえない株価でエルピーダ株を
買っていた母に驚く姉とボク。。
親父はそれを知っていたらしく自分の事のように
嬉しそうに語り始めた。
父 「お母さんは本当に凄いんだよ～
いつもほぼ最安値に近い株価で買えてるからね
」この間もうんちゃらかんちゃらと母の功績を称える父。
でも考えて見るとウチって父が大損した分を
いつも母が取り返すという形が出来てるんだよね。。
母は欲張らずに気に入った株を少数でポンポン買って
利益が出るとササッと売っちゃうタイプ。
あまり深く調べてないのに勝ててるから不思議なんﾃﾞｽ。。
反対に父はよく調べるけど大きく張って自滅するタイプ。
しかも周りの人の意見はまったく聞かない。。
この事に気づいたのは１～２年前ぐらいのある日。。
ボクが複数の株を所持して結構な額を儲けてた時期に
両親と株の話をしていた時のこと。。
母 「佑、もうそれだけ儲かってるなら売っちゃいなさいよ」
ボク 「いや、まだまだ日経平均株価も上昇してるし、もっともっと騰がると思うんだよね！」
母 「そう思ってる時が危険なのよ。充分騰がったんだからもう手放したほうがいいわよ。」
というやりとりをしていたら父が一言。。
父 「母さん、佑の好きにさせてやりなさい！何事も自分で考えて決めないといけないんだ。男はこうだと思ったら曲げちゃいけない時があるんだ！」
やべっ！親父かっこよす！！
父 「佑、お前の好きにしなさい！父さんもまだまだ騰がると思ってる！男はここぞという時に勝負しないとなっ！
」お、親父・・・俺はアンタについて行くぜっ！
母 「欲張ると良いことないんだからね～、もう
」そのあとどれだけこの時のことを思い出した事か
例の事件によりその後、株価は急降下して
ボクも親父もかなりの損失を出したのは言うまでもない
そんな経験からもう父の株話は信じられなくなり
母の言葉を重要視するようになったのである。
ふと現実に戻ると親父も母も姉もボクが運転するのを
いいことに飲みまくりの食べまくり・・・
ふとそこで思い出した。。。
ここの勘定、俺のままじゃねーかっ
しかも、このままだと２万は確実に超えるっ！！
姉貴めっちゃ飲んでるしｗｗｗ
自分の金じゃねーからって昼から飲みすぎ！
ニートのボクに２万は痛すぐる。
しかもはっきり言ってボクより給料を貰っていた姉に
奢るなんて死んでも嫌！ということで作戦を再開するボク。
ボク 「でも親父も今回は凄いじゃん
一ヶ月で１００万以上稼いじゃうなんて」親父 「エルピーダは絶対騰がると思ってたからな！
」ボク 「俺なんてドワンゴ株安い値段で売っちゃってマジ情けないよ
」親父 「そうか、お前はエルピーダも売っちゃったしな・・・」
と、このちょっとしんみりしたタイミングでトイレに行くボク。
もういい時間だし、この流れならきっと・・(-ω☆)キラリ
少し時間を置いてトイレから戻ると皆、上着に手をかけてた。
そこでボクは財布を出そうとすると
母 「お父さんがもう勘定済ませたわよ～
」
←母の言葉を聞いた時のボク親父「まぁ～今日は２人とも来てくれた事だし父さんの奢りだ
」と赤い顔をしながら上機嫌にそー言う親父を
横目にニヤリと笑うボク。。
そんなボクの背中をポン
と後ろから母が叩いてきた。どーやら母はボクの作戦に気づいていたようです。
やはり母にはかなわないと感じた１１月２３日でした。。