うつ病と仕事 | ユーリの備忘録

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日々の生活で思ったことや仕事の中で見つけたことなんかを記録。

過労からうつ病になって、もう丸3年が経とうとしてる。
よくもまあうつ病になった会社に復職したもんだと、自分でもバカなんじゃないかと思う毎日。
まあ転職しようにも、うつ病もちなんてどこの会社も雇ってくれないから仕方ない。


会社はうつ病を隠そうとする。それは「仕事が原因でうつ病になった人がいる」という、会社にとって不利益なことを外に知られたくないから。
でもそんなことは分かっていることなので、別にどうだっていい。所詮は会社なんぞ営利団体だから、うつ病患者なんて厄介者だろうし。


一番腹が立つのは、「俺もうつ病になったことがあるから、辛さは分かるよ」という同僚や上司の言葉。


そういう人たちに限って、全然辛さが分かっていない。


本当にうつ病になったことがあったなら、「元気だしていこうよ」とか「ポジティブに考えようよ」とか、うつ病患者には絶対に言わない。
うつ病なのに妙にポジティブだったり、笑顔で「頑張ります」とか言ってる状態が一番危険だということを分かっていない。


そういう人は大体2~3ヶ月で完治している。薬も1錠とか。そんなもん、うつ病とは言わない。ただ悩みが少し大きかっただけ。それで「俺昔うつ病だったんだぜ」的に知ったかぶりされるのが一番腹が立つ。


一番うつ病がひどい状態で休職していた半年の記憶はほとんど無い。母の言葉によると、「毎日が地獄だった」らしい。
2時間おきにうなされ、叫んで起き上がり、過呼吸でのたうちまわり、そして呼吸が安定するとまた2時間寝る…の繰り返しだったそうだ。
知ったかぶり連中は、そんな生き地獄を本当に体験したのか。


沈静化した今でも、これだけネガティブな考えになる。それがうつ病というもの。


本当に理解される日は来るんだろうか。