出発の2週間ほど前になり、JALパックから宅急便で封書が届いた。

中にはA4の厚紙が束でどーんと。

軽く20枚は超えている。

それには「Eチケット」だの「引き換えクーポン」だの書いている。


え、


この業務書類を持ち歩けと……?



いやいや、百歩譲ってビジネスパックならいいですよ。

でもレジャーでこの荷物は無いでしょう。


『半分に折ればいいじゃん』


って思うかもしれないけど、折っても単行本サイズ。

旅行会社のパンフレットを半分に折ってバッグに突っ込むイメージ。

邪魔くさいことこの上ない。

いろんな旅行会社を使ってきたけどここまでデカくて厚いのは初めて。



求ム、改善




ちなみに他社の場合、

クーポンはコンサートや演劇のチケットサイズがほとんど。

海外旅行の日程表もA5サイズの小冊子だったり、A4用紙一枚だったり。


たかだか二泊三日のフリープランの日程をA4厚紙二枚に渡って印刷されているとは。

うん、無駄だよね。




追記

5月頭くらいにJALの公式サイトがリニューアルされたので、

書類関係も変更になっている可能性あり。

ってか、なっててくれ。


ビビディバビディブティック


それは女の子のあこがれ


ビビディバビディブティック


それは本当にある魔法


ビビディバビディブティック


小学生までに許されたリトルプリンセスへの呪文



しかしこの呪文はお金がかかる。

しかも高い。

だってディズニーマジックだから。

プランは3つ






○クラウンコース  ¥8,200  30分

 美容資格を持つスタッフによるヘアメイク、メイクアップ、キッズネイルサービス


○キャリッジコース  ¥23,100 45分

 クラウンコースにドレス&シューズが追加


○キャッスルコース  ¥30,800  所要時間75分

 キャリッジコースに写真撮影が追加。


クラウンは使用した髪飾りを、

キャリッジとキャッスルは使用した髪飾りとメイク道具、ドレス&シューズを持って帰られる。

ドレス&シューズはディズニー・マーカンタイルでも買える。


姪っ子は左右の足のサイズが違うし、

履きなれた靴でないとすぐに靴擦れを起こしてしまう。

そうなるとマーカンタイルでドレス(約\13000)を買ってクラウンコースがいいな。

写真は自分たちで撮るからキャッスルは無い。


でも現実は甘くない。


このビビディバビディブティック、おそろしく予約が取れないのだ。

代行業者が出るくらいに。

私もクレジットカードを握りしめPCの前にスタンバった。

もちろん会員サイトにログイン済。

時報が9時を告げると同時に『F5』を叩く。


「大 変 こ み あ っ て お り ま す」


予想はしてたけど、激しく動揺。

『F5』を連打するも表示されるのは 「大 変 -

やっと繋がったと思ったらキャッスルコースの午前中は全滅。

目についた『13:00』をクリックするも、「大 変 -

次に繋がった時には全てが終わっていた。

この間わずか7分。

クラウンコースなんて確認する余裕無かった。

これが私の戦いの全記録である。


その日の午後、何となく予約サイトを確認すると、

なんと! 

夕方の予約が放流されていた!

もちろん速攻で確保。

でも夕方だとプリンセスでパークを闊歩できる時間はわずか。

午前中が放流されないかな。

と、のぞき続けて2週間。


空席発見


しかもキャリッジコース。


でも15:00からかー。

もう少し早い時間がいいけど。

と思いつつ、もう一つ作っておいたアカウントで速攻予約。

その後キャンセルしたクラウンコースも10分後には消えていた。

おそるべし。

それ以降空席を見つけることはなかった。

キャンセルは前日の夜まで無料でできるので、

見つけたらとりあえず押さえておくことを強くお勧めする。



ちなみにコネは使えないらしい。

パークで働いている友人に頼んだが「予約がんばって♪」と激励されて終わったとか。

クレジットカードのデスクに頼んでみようかと思ったけど、

JCBじゃないしプラチナでもないから無理だろうなと諦めた。


ディズニーランドホテルのスーペリアルームとアリスルームを予約し、

どちらにしようか悩んでいると一通のメールが届いた。


『差出人:ホテルオークラ東京ベイ 


 【タイムセール】
 

  44平米デラックスルームに宿泊!朝食付きスペシャルオファー!』


本当に来ちゃったよ、

期待してたメールが。


メルマガに登録しているとこんなメールがたまに届くのだ。

HPで確認してみるとすごく安い。


デラックスルーム(朝食付) 大人二名  \20,200

+オプション  和洋食ブッフェ(小人)  \ 1,050


合計 ¥21,250 (ザービス料・税金込)


オークラはベッド一台につき小学生以下の子供一人添い寝無料。

お風呂は1分でお湯がたまる優れもの。

朝食はフレンチトーストも食べられる洋食ブッフェ可。

ディズニーリゾートラインのベイサイド・ステーション目の前の好立地。


予約しているランドホテルは

 スーペリアルーム        ¥43,200

 ふしぎの国のアリスルーム  ¥55,500


朝食は付いていないが、

リゾートラインのフリーきっぷ2日券(\800/枚)が人数分ついている。


悩む。


コスパは圧倒的にオークラだが、

ホテルの特別感は圧倒的にランドホテル。


悩む。


初めてのディズニー。

夢にまで見たディズニー。


悩む。

ユーリ母に相談してみた。


「えー! オークラで十分じゃない!

 ランドホテルはもっと大きくなってから自分で泊まればいいのよ」


そうですよね……

後ろ髪をひかれる思いでランドホテルをキャンセルした。

リニューアルしたキャラクタールーム可愛いんだよ。


今回予約したのは土曜日の第二部。

本当は第一部が良かったんだけど、時間的に無理。


キッザニアは第2部限定で『順番ご案内カード』を配布している。

(入場待ちの行列が他店の前まで伸びて迷惑かけるのを防止する為らしい)

配布場所:キッザニア東京空港カウンター前(いわゆる受付カウンター)
配布時間:10:15頃~15:00

代表者一名が予約完了メール等から予約番号かQRコードを確認してもらい、

事前に入場手続きを済ませることができるシステム。

その時『JOBスケジュールカード』と一緒に『順番ご案内カード』を渡される。

コレには集合時間と集合場所、そして『D-15』とか『A-3』とか書かれている。

つまり集合時間内に集合場所に来て掲示されている番号のブロックに並んでね、

とうことらしい。


このカードがあると無いじゃ大違い。

もらってない場合、列の最後尾に並ぶことになるので、

ヘタしたらお仕事開始時間に入場、なんてことも。

つまり人気パビリオンは体験できない可能性特大。


そりゃおばちゃん取り行きますよ。

姪っ子をユーリ母に任せて。

で、ふと思った。


「障がい児割引の場合、本人確認はあるのだろうか?」


カードは是非とも欲しいけど、

そのために姪っ子を連れまわしたくはない。

その時間で他の観光地に連れて行ってあげたい。

もし、「本人も」って言われたら事前受付は諦めるかな。

それとも一般で予約して行くかな。


そこでキッザニアに聞いてみた。


キッザニア:

 「代表者一名の順番ご案内カード受け取りで問題ありません。

  その際に障害者手帳のコピーでかまいませんのでご提示願います」(要約)


すーてーきー


キッザニアステキ。

ステキッザニア。

しかも電話で回答してくれようとしたみたいだけど、あいにく仕事中で出られなかった。

(すぐに折り返したけど営業時間外で繋がらなかった)

昼過ぎに問い合わせのメールを送って、夕方回答。

迅速。


そしてキッザニアは障がい児割引があるのに利用制限がない。

個人の判断でお仕事に参加できるのだ。

まあ、何か起きても自己責任ってことだけど過保護に扱われるよりずっといい。


早い番号が取れるといいな。




ちなみに、

ディズニーランド&シーは障がい者割引は無し。

ただし「ゲストアシスタントカード」があり、

アトラクションの行列に長時間並ぶのが困難な場合など別の場所で待機できる。

基本的に自分で避難できる、介助者の手を借りて避難できる人はアトラクションに乗れるらしい。


スカイツリーは障がい者割引あり。

ただし事前購入では設定がないため、

通常料金で購入→当日4階チケットカウンターで差額を返金(要、障害者手帳)


あ、絶望がタイトルに出てしまった。


キッザニア、調べれば調べるほどおそろしい。


キッザニア東京  ららぽーと豊洲3階

 第一部:9:00-15:00(6時間)

 第二部:16:00-21:00(5時間)


入場料金は日にちよっても違うが、私たちが行く時は

 H.S第二部 小学生\3,942  大人\1,998  シニア\950

4か月前に第二部を予約すると20%オフになるけど、

残念ながら2か月切っているので定価で購入。


ここは15歳までの子供が数十種類ある職業(パビリオン)から興味のある仕事を選んで体験をする施設。

大人はガラス越しにその様子を見守るだけという子供の王国。

素晴らしい。

子どもの頃あったら絶対行きたかった。


さすが面白そうなだけあって競争率も高い。

入場料が安い日は早々に予約完売になるし、

入場する日は順番取りのため早朝から並ばないといけないし、

入場してからはパビリオンの予約(先着順)を勝ち取らなければならない。

人気パビリオンは開場10分で満席になることも。


おそろしい。


RPGのラスボスか。


第一形態→第二形態→第三形態 みたいな。



多くののパビリオンが所要時間約30分。

5,6つパビリオンを体験してる子が多い。

初参加で土曜の第二部だと目標4つくらいか?


どうせならハイチュウとかメガネとかお土産になる物を作れるパビリオンをやって欲しいけど、

そういうのはやっぱり競争率も高いようで。

本人がやりたいパビリオンができればいいか。


そのためにはネットやガイドブックで予習&計画が必須。


おばちゃん、できるかぎりバックアップするから。


ちなみに保護者は専用ラウンジでくつろぐこともできるし、一時退場もできる。



入場予約は4ヶ月前から公式サイトで可能。

予約状況も確認できる。

公式サイトからはクレジットカード必須。

予約する際に指定する予約パスワードは予約変更やキャンセルに必要なのでメモること。

クレカを持ってない人はJTBかファミリーマートのFamiポートで購入可。

当日券もあるけど先着順なので、予約がベター。



障がい児料金あり。

障がい児と介護者一名の料金が一般入場料金の約半額。

当日窓口で障害者手帳等(コピー可)の提示が必要。

仕事体験に特に制限は無く、個人の判断による参加になる。