「読むだけですっきりわかる日本地理 令和版」
(後藤武士著 宝島SUGOI文庫)
ベストセラーになった「読むだけですっきりわかる日本史」の著者による、最新の作品です。
タイトルに「令和版」と書いてあるとおり、これがついていない「日本地理」の作品も約12年前に発売されており、こちらもかなり売れていたような記憶があります。
現代社会での12年というのは大きく、正直ひと昔というイメージを強く感じます。
それは日本地理の世界でも例外ではなく、僕が学生時代に習ったこととは異なっている点もあり、本当にビックリ。
「四大工業地帯」というものを昔習いましたが、本書では「三大工業地帯」となっており、時の流れを痛感しています。
あとはみかんといえば愛媛県、と思っていたら和歌山県が生産量1位と書かれているなど、ビックリする内容も書かれています。
本の帯には「令和の日本を活字旅行」と書かれているのですが、まさにそれを味わうことができました。
僕は北海道や九州に行ったことがないので、その地域の空気を吸ったことはありませんが、活字を通してその雰囲気を感じました。
このシリーズは日本史や日本地理の他にも、世界史や戦国史などもあるので、興味のある方は是非。