「東京の異界 渋谷円山町」
(本橋信宏著 新潮文庫)
本作は渋谷の「円山町」にスポットを当てた、ノンフィクション作品となっています。
読んでみると渋谷の違う光景を感じることができます。
円山町、僕は東京に住んでいながら、これがどこにあるのか知りませんでした。
渋谷もほとんど行かないので、渋谷に坂があることすら知らなかったくらいです。
それくらいの知識しかありませんでしたが、こういったノンフィクション作品には興味大ありなので、読んでみました。
本作では円山町のたくさんの人に取材を重ね、この土地の歴史なども載っており、読んでいて勉強になりました。
どういった建物が多いか、どういった業種が栄えていたのか…
読んでみて理解できました。
渋谷と言えば若者の街というイメージがあるので、芸者さんがいるということにはビックリ!
現在もいるとのことで、二重にビックリ!!
とても想像がつきませんでした。
こういったこともあり、機会があったらぜひこの「渋谷円山町」、ぶらりと散歩をしてみたくなりました。
ただ、今は密になるので、あれが収束したら行ってみたいです。