こんにちは、yuuです。
ブログをご覧いただきありがとうございます😊

以前、花火講座でもお話したかと思いますが
photoshopでできることは本当にたくさんあって、
1つのゴールに対してたくさんのルート(方法)があります。

人物の切り抜き、
不要物除去、
色味の変更、
目つぶりの修正、
ピントが甘くなってしまった
写真のピントを修正…


たくさんありますが、
フォトグラファーの場合は
いくつか主要なものさえ覚えてしまえば
あとはアレンジでどうにかなります。

photoshopの機能の全てを
知る必要は全くありません。


講座では、yuuが
「これだけ覚えればOK」
と考えている便利な機能を厳選して
触れていきたいと思います。

今回は、photoshopを使った
世界観ある一枚を創るまでの
レイヤー構成について
ご説明しますね😊



私が「アート加工」としてオーダーを
受けている中でも特に人気の「空色世界」。

青い花の海と青空、一面の空色の中で
空高く飛んでいくカラフルな風船が
目を引きます。

私もお気に入りの1枚です。
 

アート加工を創るようになった経緯

もともとアート加工は
コロナ禍の中で、撮影に行かなくても
できることは無いかと思って考えたものでした。

2020年春、コロナ感染の第一波の時期、
入園入学の記念に桜ロケーションで
撮影したいけど外出することもままならず
あちこちの公園も封鎖されました。

過去に撮っていた桜ロケーションで
絵本のような世界観で背景を作り、
いただいたお子様のお写真と合成して
作りあげてお渡しする…ということを
このころにスタートして
本当にたくさんの方々に
オーダーいただきました。

お一人で5枚6枚とオーダーされた方も
多くいらっしゃいます。

1月のロケーション撮影は
お子様にとっても笑顔が凍ってしまったり
撮れるお花も限られてしまいます。

フォトショを使えるようになれば

年間で最も閑散期となる1月でも

唯一無二の作品を創りあげて

ご依頼を受け付けることができます
 

レイヤー構成と解説

最初に、元の写真です。





花の海の写真と空の写真は、商用可の写真を使用しています。
白いワンピースの女の子と風船を持った女の子は
見ての通り、ロケーションやレタッチなども
まったく違う条件のものです。


(1)ネモフィラを配置



どのような花畑にするか、完成形をイメージしながら
配置します。

(2)ネモフィラと空を調整



全く違う写真なので、追加した空の
違和感が出ないように色味をなじませます。

ネモフィラの素地の空は平たんな色味のため
複数のレイヤーで空の奥行きを出していきます。

この時に、ネモフィラと空の境目にある
ネモフィラの花びらが、後から追加した空と
混じらないよう調整します。

(3)女の子を切り抜いて配置する



女の子の大きさを背景に合わせて小さく調整し、
白のワンピースがふわっとするように調整をかけます。

(4)風船を配置




風船を切り抜き、手元の風船から遠くの風船まで
Photoshopでボカシの程度や色味を調整しながら
配置していきます。

風の流れを想像しながら、
視線が遠くの空に流れていくように
リズミカルに風船を配置していきます。

(5)完成


最後に、全体に微調整をかけて完成です。

難しそうと思われたでしょうか?
意外とシンプルと思われたでしょうか?

ここだけ見ると
工程が多く大変そうに見えますが
実はシンプルで、複雑なことはやっていません。
 

PhotoshopもLightroomも

ただ見るだけでなく、実際に作っていき

身につけることが大事です。


12/26から申し込みスタートとなる講座では

私が実際に作ってきたアートの

psdデータをお渡しして、一緒に

作っていけたらと思います🙏💕✨