1週間に一回以上当たり前にある
北朝鮮のミサイル発射。
いろいろ怖いのですが、
もはやこれが当たり前になっているのが
一番怖い気がします
日本の抗議なんて、
たぶん隣町で鳴いている犬の声よりも
届いていないでしょうし。
長距離ミサイルなんて
安い物でも数億円以上、
ICBM(大陸間弾道ミサイル)なら
数十億円。
それをバカスカ打てる
資金力と軍事力が
北朝鮮にはあるということです。
もしかしたら、
度重なる発射実験で
精度を高めて、
そのミサイルを他国に輸出することで
利益を得て、
それをまたミサイル製造開発に
使っているのかもしれませんね。
でも、
少し変な表現ですが、
そのような戦略と技術力のおかげで、
とりあえず表面上の平和は
保たれているのかも。
例えば、
北朝鮮が実験に失敗して、
日本の本土に着弾。
犠牲者まで出た。
となったらどうでしょう
『厳重な抗議』
『過去最大限の遺憾』
なんて言葉で、
済まされる問題ではなくなります。
政府の態度が弱腰なら
支持率10%切って、
政権崩壊するでしょう。
では、
報復攻撃でミサイル発射
これも
そんな単純にはいきません。
ミサイル国土にぶちこまれれば
完全に自衛権の発動範囲内ですが、
『日米vs北朝鮮の戦争』
というような
シンプルな話には収まらない
気がします。
そもそも戦争なんて
ほとんどの人はしたくありません。
(もしかしたら、
実際はEEZ内に着弾してるのを、
EEZ外に着弾と発表くらいは
しているかもしれません)
台湾問題もそうですが、
現在の東アジアの(表面上の)平和は
薄氷の上にあるようなもの
なんですよね。
人が必要以上に
領土や利権や支配権を
欲する限り、
平和というのは簡単ではないと
いうことでしょう。
相田みつを先生の言葉に
「奪い合えば足らぬ 分け合えばあまる」
というものがありますが、
この精神が平和には
不可欠なのではと思います。