別れよう
もぅ何度目だろう
『前からずっと別れたかったんだょね!』
彼に言われる言葉
もぅ、私は昔みたいに彼を愛せないのかもしれない。
と、思っていた時だった。
私は、子供を産んでから気持ちが変わってしまった。
彼が私の全てぢゃなくなった。
だから
別れよう と いわれて、
『わかったよ!もぅ本当にいいから!!』
そぅ言って、部屋を出ようとした。
私は初めて彼を突き放したのかもしれない。
『待ってよ。』
私の手を掴んだ彼。
私は瞬時に『離してよ。もお!!』
彼の顔を見ながら振り払った。
その時の彼の顔は、一生忘れない。
とても、悲しそうな顔、淋しい目をして私を見つめていた。初めて見る顔だった。
あの顔を 一生忘れない。
その時わかったから。
彼が私に『別れよう』って言うのは、
私の気持ちを確かめる為だったんだって。
あの、捨てられた子猫みたいな目が物語っていた。
あなたを信じて、
寂しい時には寂しいって
傍にいてほしい時には行かないでって、
愛しいと思った時には愛しいって
素直に伝えていれば、 お互い苦しんだ あの日々はなかったかもしれないね。
私は何があっても傍にいるから、もぅ人を試さなくてもいいんだょ?
そう伝えよう。
後悔ばかりしてしまうけれど、
また ここから、初めよう。