ピクチャー | 黒ちゃんといっしょ
絵はおすきですか

うちのママンは絵画好きで
小さい頃から美術館めぐり

山梨の田舎から街へトコトコ
電車を乗り継いで絵を観に行ったりしてた


くろたんには
絵画を見るってゆう才能が
人並みの少し下位にしかないからして

ほぉう
これはこれは
キレイなフォルムですね

だとか

そうですね
なかなかな
筆さばきね


まあ、そんなもんです感想なんか

ただ、
ダリだとかミレーなんかは
モノホン(ホンモノ)を見ないと俄然分からないものはあるなと思いますハイ素直に
ゴッホのモノホン(お手製)はめたんこ凄かった





ある日ね
ビュッフェという男の人がおって
その人の絵が
白黒の印刷で
山梨ニチニチ新聞にちーーいさーーく出てたわけです

ピエロの絵で
後から知ったのはそれが自画像だった
悲しさをふくんだような顔つきに黒い外郭線

これ観たいなーっておもたの




河口湖ゆう所に
曇の日
家族一同車に乗り込んで
向かった美術館

入ってまずその絵があった

今でも覚えてるし、
記憶がさらに肥大してるのだが、

心の臓で直接見てるような感動があってね

良かったねー


あれ、この話前にもしたかなー





今でもビュッフェの絵は部屋に飾ってあって
静岡のビュッフェ美術館にも遊びに行った



彼のピエロに出会って
オレンジ色が好きになったし

絵画が少し分かってきた様な気がするようになった

画家によって
無論
理屈じゃないところ
があったり

背景を含めた存在理由
ってのがあったりしてね

音楽だと、
特に、うるさかったりヘタウマだったりするものは
きっと
そんなに音楽重要でないけど聞くよーゆう人には
うん、言葉の並びは好きよ
とか
声と表情がいいよね
とか
メロディーらいんは好みだね
とか
そーゆーそこまでの好みで
でもきっとどこかにピッタリの音楽家がいたりして

云々かんぬん

と、

唐突に、

それはそれは唐突に思ったのであります




なんにせよ
とっかかり
ってのは、あるのだな

ってことを発見したってことが
とっても新鮮だったよー
ゆう


そーゆー話です



単純なナメクジですわたしなんかは

しーゆーあげいん