あまり病気の事ばかりを書くつもりではないのですが、今は思い立った事を順番に書き記していく事しか出来ないので、思いついた事を書いてゆきます。
病気になり、何を考え、感じているのかということに触れてみます。
なんだかんだでもう長い事病気と共に生きているわけですが、私は恐らく自分では冷静に物事を捉える方だと考えており、ガンの告知を受けた時も特に取り乱すような事もなく、その現実を受け止めていました。
というのも、発覚する数年前から異常な体調不良もあり、なんとなくもうダメなんじゃないかと思っていたのもあったと思います。
人は治せないガンにかかるとどうなってしまうのか。
よく、あまりのショックに水の味さえ変わってしまう。なんてドラマの様な表現もありますが、現実はそこまで変化はないと思います。
そのくらい衝撃を受ける人はいるのかも知れませんが、、
ただ、人によって受け止め方は違うと思いますが、ひとつだけ確かに感じてしまう事は
よく、人生には壁がある。その壁を乗り越えて人は成長していく。
という表現がありますよね。
ガンにかかるとその壁は無くなります。
実際には壁にぶつかっているという状態はあっても、本人はそれを壁と思えなくなります。
そしてその壁の代わりに、深い霧と崖が感じられる様になります。
いつ落ちるか分からない崖。
壁というのは向こう側があり、乗り越える事によって達成されます。
その向こう側というのは、それなりに近い未来であり、大体半年から2〜3年です。
10年先まで見て生きる人は少ないですが、人は殆どの場合半年後や1年後2年後の結果を期待していきています。
病気にかかってしまうと、その結果が期待出来なくなります。
人は誰でも2〜3年後を見て生きているんです。
来年Iphone17を楽しみにする事さえ出来ません。
ガンに侵されると、人というのは本当にその数年後の未来が楽しみで生きているんだとすごく感じる様になります。
そして病気によってそれを奪われてしまうと、何をするにも臆病になってしまい、ふさぎ込みがちになってしまうでしょう。
では、そんな臆病でふさぎ込んでいる人は何を望むでしょうか。
これは私の一意見ですが、
そういう人はとにかく人とコミュニケーションを取りたいと思っているハズです。
話しかけて欲しい、構って欲しい、優しく手を差し伸べて笑顔で語りかけて欲しいと感じているでしょう。
特に夜に寝室で一人になった時、急に思い出したように不安になる事でしょう。
私は家族が大勢実家にいるので、幸運にも温かく生活出来ていますが、一人で住んでいる人は非常に厳しい精神状態になるとおもいます。
もし、お近くに重い病気を患っている方がいましたら、是非しつこく構ってあげて下さい。
人は弱っていればいる程、精神的にも弱くなっています。
いつもだったらスルーしてしまった事も、これからはエイ!と思って行動してあげて下さい。
そうしたら自分が弱ってしまった時に、誰かが手を差し伸べてくれるかも知れませんよね。