突然ですが...
現代フランスの子育て事情とは
興味深いドキュメンタリーを見たのでシェア♡
近年、日本のメディアで紹介されている多くは、フランスは子育てしやすい国というものですが
フランスは...
*出生率が高い
*行政の子育て支援が活発
*母乳育児より、粉ミルク育児の割合が高い
*赤ちゃんは産まれてすぐに、一人の寝室で寝る
*夫婦の時間を大切にするために、ナニーに預ける
*母親の権利が守られていて、子どもを産みやすい&育てやすい環境が整っている
*母親も一人の女性。母親としてだけではなく、妻として、夫やパートナーとの関係を重んじる
etc...
私も、出産前後に、これらの内容が書かれている内容のエッセイをバイブルのように読んでいました
しかし...
今回見たフランスで放送されたドキュメンタリー📺は、これらのイメージを覆す内容でビックリ
TV:『ARTE』(動画が見れます)
Title:『Super maman et femme active』
フランスに住む4人の母親のルポルタージュ。
現代のフランス社会では、子育ても、仕事も、家事も完璧にこなす『Super maman』になることへのプレッシャーがすごいという内容
子どもがいても働くことが常識(逆に専業主婦は良しとされない)だが、簡単には仕事を休めず、
⇨フランス人の風邪薬の摂取率は、欧州諸国の中で非常に高い。
⇨子どもが風邪を引いても、とりあえず薬を飲ませて、早く保育園に行かせる。
仕事&育児で、自分の時間は無く、仕事の合間に10分でショッピングをしたり、朝食を食べながら仕事をしたり...
まさに、古くからフランスで言われる、『Metro、Boulot、Dodo』(電車に乗って、仕事をして、眠る、つまらない日々を表す慣用句)に、さらに『育児』が追加されている感じ
日本で紹介されている、キラキラなフランス育児のイメージとは大きく異なる内容でした
また、各パートでフランスとドイツとの子育ての比較をしているのが面白い
日本では『ドイツ流子育て』に関する記事が少ないので、かなり興味深かったです♡
ドイツは、フランスに比べて、子育て環境や、子どもとの向き合い方がより重んじられている印象
ドイツ流子育てについても、更に知りたくなりました〜
と、いいつつ...
次回の日本帰国時には、この新刊をチェックしてみようと思ってます
それにしても、
かなり久々(10年以上ぶり)に見た『ARTE』
フランス語も懐かしいしまだまだ興味深い内容がたくさん
また見よう〜