デイサービスで調理を担当している調理師・優美です
9時からの勤務ですが実際にキッチンに入るのは10時くらいからになります。それまでに割り当てられた調理以外のお仕事をなる早で済ませてやっとこさキッチンへ
それでも10時半には利用者さんが到着されるので迎え入れで一度キッチンから離れます。戻れるのは11時前かなそれから12時15分の提供時間までに作り終えるので、調理としてはかなりハードです。
これは実際に仕事をしてみないと分からなかったことで、献立作成の段階でイメージしていかないとなかなか厳しい
入職して2ヶ月、ようやくいろんな加減が出来てきました。
そんなハードなタイムスケジュールですが、たまには甘いものも召し上がっていただきたいと思っています
ちょこっと甘いものが添えてあるととても喜ばれます
今日は何のデザートかしら?とワクワクして来られます
こちらは
みかんが入った牛乳寒天
《 肉じゃが・ちくわの和え物・ごはん・みそ汁・牛乳寒天 》
いたってシンプルな肉じゃが
ちくわの和え物は胡麻ドレッシングをイメージして作りました。
(すりごま+マヨネーズ+めんつゆ+酢)
「このちくわは何で和えてるのかしら?」
「私マヨネーズは普段使わないから、マヨネーズが入ってると分かるのよ、マヨネーズは入ってないわよ」
会話がはずみます
こちらは
桃の果肉が入ったフルーチェ
《 ミートボール・マカロニサラダ・ごはん・具たっぷりポトフ・フルーチェ 》
ミートボールやマカロニサラダは何気にやることが盛りだくさん。
そんな時は牛乳と混ぜるだけのフルーチェさんの力を貸してもらってます
こちらは
みんな大好き苺のフルーチェ
《 ラタトゥイユパスタ・ツナと野菜のオムレツ・コンソメスープ・フルーチェ 》
ラタトゥイユは大好きなお料理の一つで、たくさんの野菜とトマト缶とブイヨンと塩のみで作っています。たったこれだけの調味料なのにしっかり甘味があります。これは、野菜を一気に入れず一種類ずつじっくり炒めていくのと、野菜を加える度に塩を一つまみずつ入れるのがポイント
焦らずじっくり炒めると次の野菜を入れるタイミングを炒めているお野菜が教えてくれますよ
家政婦・志麻さんのレシピを参考にしています。
志麻さん神
こちらは
野菜と果物のジュースで作ったゼリー
《 チキンのトマト煮・ズッキーニとベーコンソテー・コンソメスープ・ゼリー 》
全体的にカロチン多めですが情熱的という感じで善し
ズッキーニは薄くスライスすることで高齢者さんにも食べやすい食感に。ズッキーニって昔は無かった食材のような気もしますが、意外に好きな方多いです。
私は鹿児島出身で、こどもの頃はズッキーニは無かったけれど夏にはよくへちま料理が食卓に上がったのを思い出しました。へちまとズッキーニは同じウリ科ですが、へちまは(何て言うんだろう)独特の青臭さというのかな、そんなのがあってちょっと苦手でしたが、ズッキーニはあくも苦みもなく食べやすいですよね。
こんなのも作りましたよ~
なんちゃって 水羊羹風です
デザートってどうしても洋風になっちゃって。和のデザートにも挑戦したいなと思い、ゼラチンと小豆缶で水羊羹風に仕上げてみました
これはねぇ、皆さん喜ばれましたよ~
小豆缶にしっかりお砂糖が入ってるのでゼラチンで固めるだけ。粒あんにしてみたけど崩れやすいので、次回はこしあんで。
入職して間もない頃、ちょうど七夕だったので七夕ゼリーを作りました。
下の層はカルピスで、上の層はブルーハワイシロップ。
アラザンをちりばめて
果物も使いたいのだけど生食提供はできるだけ避けてるので、もう少し自分に余裕が出来たらコンポートとか作っていきたいなと思ってます