昨日、実家に顔を出すと、父が「お母さんがデイサービスへ行くときに、着せてやる服ってどんなものがいいのかなぁ」と相談されました。

 

 

父は、出かける時の服は小綺麗に、靴はピカピカに、が当たり前の人。

 

 

デイサービスに行くだけなのに、この時期の母の服装に頭を痛めているみたいでした。

 

 

 

お年寄りは暑くても着込んでしまう問題

 

昨日母はデイサービスの日で、実家に行くと父は母がデイサービスに着ていく服を、組み合わせていました。

 

 

でもその前に、「そんなに着重ねる必要ある?」と私は父に言いました。

 

 

何故なら、先日主治医から「暑くないですか?」と言われたばかり。

 

 

お年寄りは、体温の調整をするのに、着るものは重要です。

 

 

やっぱり鈍ってくるんだなと思って見ています。

 

 

そしてこの時期、外より家の中の方が涼しかったりするんですが、それが基準になるので、外に出かけると汗ばんでくるんです。

 

 

家の中で母は、「なんか寒いかな…」と言うので、父は風邪を引かせないように、本人に言われるままに着せてしまうんです。

 

 

でも、やっぱり着せすぎなので、昨日は父と洋服の組み合わせを一緒に考えました。

 

 

-めざチア出演中に父が持って来てくれた実家の庭で咲いた花たち、綺麗なので写真を使ってみました-

 

 

 

体裁の良い服の組み合わせにするのが父のこだわり

 

母の洋服はたくさんあって、既に亡くなっているお洒落だった母の姉からの形見わけもあって、全く困らない状態なんです。

 

 

そのせいか、選ぶものが多く、その組み合わせを父のこだわりもあって(色味の組み合わせ)、あぁでもない、こうでもないになって、「結構大変なんだぞ!」とちょっとイライラしていたようなんです。

 

 

でも、父は「本当によくやってくれているな」と思います。

 

 

本当に感謝です。

 

 

両親の夫婦愛を感じながら、父と一緒に、この時期に着る服を組み合わせました。

 

 

 

 

父は昔からお洒落で、小柄でもあったせいか、昔はオーダーでスーツを作っていました。

 

 

そのオーダーのスーツが入った箱が、今も実家にはたくさん置いてありますが、私はそれらのスーツを着たのは見たことがない。笑

 

 

逆に、私がまだ独身の頃に、ジャケットを勝手に着ていました。

 

 

まぁ、そんなお洒落で体裁を気にする父なので、母が嫌な思いをしないようにとデイサービスの日は、毎朝悩みながら着ていく服を決めているみたいなんです。

 

 

おおよそ着ていく服が決まった頃、ちょうど母が帰って来ました。

 

 

帰って来た母を父は着替えさせ、私は片付けをし、ひと段落した後、「今日も楽しかった〜♪」と、留守中の私と父のことを何も知らずに、母はニコニコ顔でした。

 

 

私も父も、暗黙の了解で、「母はそれでいい」と思っています。

 

 

それが、「安心感であり幸せ」なんです。

 

 

次のデイサービスの日の朝は、実家に様子を見に行こうと思ってます。

 

 

 

 

 

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