翌朝、職場で業務が終わる頃、彼のお父様の友人を紹介して下さった方に報告をする。
紹介してくださった方は、また泣いている
良かった、、本当に良かった、、と、何度も何度も、そう言って泣いてる
他の職員さんまで、
え❓️せっかく楽屋に入れて貰ったのに、
カメラ持ってなかった~❓️❓️
どうして相談してくれなかったの~❓️
貸してあげたのに~
と言って下さった。
とっても、親身になって思って下さっている事が伝わり、嬉しくなる
一緒に楽屋に行った方が、カメラ持ってて、写真撮ってくれたんですよ、と説明する
良かったじゃない~👍️✨
と、いつの間にか、数人集まって、ワイワイ、盛り上がっていた
元気になって、本当に良かった、、
皆さん、そう言っている。
心配かけていたんだな、、と改めて思う
楽屋に入れてもらえるなんて、そんな有難い話を頂けた事には、感謝しかない
でも、、、。
皆さん、あれ❓️❗
○○○さんへ、、、❓️
書かれている名前、、、❓️❗
この漢字、、、違うよね、、❓️
皆が一斉に沈黙、、、😑
どうして、、❓️
そぅ、どうして、そんなバカな事をしてしまったのかと思う
しかし、当時はそれだけ苦しかったのだなとも思う
つまり、せっかくの機会に頂いたサインに書いて貰った名前、、、
私であり、私でない、、、
私は家庭環境が複雑だった為に、小さい頃から色々な経験をしてきた
母は、本当に大変な人生だった
しかし、幸い明るくて、ひょうきんな所があった母は、いつも逆境を跳ね返すパワーがあったように思う。話が楽しくて、母の話を聞いて、お腹が痛くなる程、笑っていたのを思い出す
そんな母から聞いた話だ。
母は15歳の時、自分の母親を亡くしている為、嫁ぎ先で出産した後の里帰りは出来なかった
私が生まれた時、姑が出生届を役所に届出に行ったらしい
届出の名前を見た役所の方が、この字体は、今、あまり使われないと言われたので、姑は、母が希望する漢字ではなく、違う表記で届け出を出してしまった
当時の母は、まだ赤子の兄の世話で、自分が手が離せない事もあり、出生届を託したらしいが、姑が相談もしないで、勝手に変えてしまった事を心良く思っていなかったらしい
本当は、あなたの名前、この漢字になるはずだったのよ、、、
そう聞かされたのは、私が小学4年生の時であった
本当は、この漢字こそが、母が付けたかった名前だったのか、、、
実は、父方の親族とは、もう縁がない。
そぅ、、、。
せっかくサイン書いて貰えたのに。
○○○さんへ、、、。
そこに、母が本当に付けたかった漢字でもなく、占い師が、開運の為に付けた漢字で書いてもらったのである
なぜそんな、バカな事をしてしまったのか❓️
それは複雑な家庭環境と、私が経験した過去の体験による。
続く