Facebookでのウォールに以下のようなものがあった。
多少、語彙・文章を再構成していることをご了承ください。

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原子力発電所という呼称自体、誤りである。
正式には、「プルトニウム製造プラント」であると言うことを。
米国で商用発電をする前に、東海村に原子力発電所が建設されていたことを。
わが国においての原子力発電所建設は、
米国の核兵器による世界戦略の一環であることを決して忘れてはならないと思います。
プルサーマル発電計画に使用するMOX燃料体は、
プルトニウムと濃縮ウランとの混合物であることがミソなんです。
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このウォールについて、確かにこのような価値観もあるだろう。
だが、この一説は反原発=反核武装とか、
反原発=米国との連携喪失ともいえるわけである。
そう言った意味でも核保有国であるから、
放射能コントロール・原子力コントロールのために原発は必要。
米国に依存している今だから、米国の世界戦略の破綻をさせてはならない。

原発問題にしろなんだってそうだが、
今の政府のやり方ではなにも進まない。
このまま米国従属はよくないのは百も承知している。
しかし、米国の核の傘から離脱するためには人材だけでなく、
確実な抑止力を日本が持っていけるかどうかが問題なのだと思う。

米国はいやだ、
自衛隊は解散しろ、
原発は嫌だじゃ話にならない。
駄々こねてる子供じゃないのだから。
軍事力も原子力もそれをきちんとコントロールする方向にもっていかないとならない。
このあたりが難しいから、つまり思想的に何らかの主張をしなくてはいけないから、
だから何も言わない学者もいてたのだと。

情報を知らせない学者が悪いのではない。
彼らは彼らなりに、パニックを拡散させたくないから言わなかった。
そういうだろう。
だが、科学的根拠に基づいた発言をするものもいた。
しかし、メディアは報道しなかった。
報道するのは、「原子力は危ない」という結論になるものばかり。
いたずらに不安を煽っただけだった。
メディアのこの戦略はある程度は成功した。

仮に本当のことを報道しても、
受け取る側が
「そんなんじゃないはずだ、なにか隠してる」
と受け取りを拒否するところまで情報閉鎖をする事に成功した。
広島型原爆の4200倍という放射能を強調するものの、
いったい何が4200倍なのか?
今回の原発事故は、チェルノブイリの◎◎倍の放射能。
チェルノブイリ事故では、原発の▲倍と表現したから
▲×◎◎個の広島型原爆と書いとけばよかろう。
これじゃ困るのである。
放射能はすべて悪いものとカウントして、
かつ原発は原爆と同じような構造であり、
当時と同じ破壊力を持つなどと
同じ条件で比較しなければ、
数字は独り歩きしてしまってるのだ。
その危険性を考えないといけない。
一度きっちりと国民的なコンセンサスがどうなのかも含めて
政府は考えてもらわねばならない。
もし、原発廃止ならその代案はなにか?
効率性はどうか?

これはオスプレイでも同じことが言える。
オスプレイや米軍がいなくなれば
高い確率で支那は沖縄に侵攻するだろう。
支那の影響下に入るのがいいか、
自前の防衛力で独立国としての尊厳を維持するのがいいのか?


こういった問題を論ずるときに
情報源がどこであるかによって判断変わるため
情報源の精確さは求められる。
余計な社説などいらない。情報だけ提供してくれないか?
それが出来ないなら、国益に合致した論説を加える報道をしてほしい。

情報操作しない情報源であるかどうかが非常に大切。
素の情報だけ入れてもらって後は我々国民が判断していく。
こういった方向性を作らねばならないだろう。

そして、自民党総裁・安倍晋三氏の唱える「国土強靭化」については、
「いつ来るかもわからない南海トラフ大地震に備えるなんて馬鹿げてる」
「公共事業推進のための増税の道筋だ」
などと言う者もいる。
こういった人間には
「貴方は『備えあれば憂いなし』って言葉を知らないのですか」
と言ってあげたいものである。