度々コチラでも触れたかと思いますが、
ほんとーに《訪問介護》ほど、孤独を感じる職業は無かった!
利用者についてはALS、脳性麻痺、脊椎損傷、
難病系、高次脳機能障害……。
支援方法も様々。
その人背景も様々。
寝たきり、会話可能な寝たきり、トイレ行くに
介助、車椅子移乗介助、入浴介助、家事支援、
コミュニケーション支援。
一般人、女子大生…。
独居、家族同居…。
などなど。
色々といました。
めんどくさい口腔ケアを支援内容に入れてくる
利用者もいたなあ。
それに引替え、入院患者の口腔ケアは本当に普通にできますわ。
《糸ようじ》使わずで済む口腔ケアだから。
口腔ケアシートや自分の歯磨きのやり方でOK
だと言うのだから。
『糸ようじ使って』
『電動歯ブラシ使って』
『歯ブラシ三本使って』
『水うがいの他にマウスウォッシュ使って』
(コレ、同じ利用者からの口腔ケアにおける介護職への要求です)
とほざいてくるALS利用者もいたよ。
コレを普通の歯磨き感覚でやれと?
出血させちゃいかんし時間掛かるしムリに決まってんじゃん?
やってらんねーさ!
とお断り入れようとした矢先に異動のお話。
あ〜解放されたぜ!
さて、異動した後に行ってた現場もバリエーション豊富な内容。
難病系さんは退院してきました、お風呂には入れる状況じゃありません、体調に波あり、朝晩はしっかり食べるけど昼とおやつは
《カロリーメイト》、あとは見守り。
脳性麻痺は見守りと家政婦扱いと食事排泄介助と、コミュニケーション支援とたまに買い物同行と家事支援に入浴介助。
脊椎損傷さんに至っては、食事排泄介助、移乗介助、買い物家事支援、入浴介助に猫の世話…。
高次脳機能障害さんは完全に話し相手、歩行リハビリの御付き合い、コミュニケーション支援、
家事見守り含めた見守り…。
という感じでした。
あと服装ですね。
スカートと夏靴はご法度でした。
夏もジーパンにスニーカーとか暑い!
今年の夏あたりからは
スカートに夏靴でも大丈夫!
病院入れば着替えるし。
本当に訪問介護職は色々大変でした(笑)。