AM:7時45分
チーン。
エレベーターが、止まった。
やっと、50階かと思うとそこは48階だった。
「また・・・?今度はなによ・・・。」
目の前には、一人のおあばさんがいた。
「あの・・・?乗りますか?」
春が言った。
「乗るに決まってんじゃないの!だから、押したんじゃないか!バカだねぇー・・・。」
一瞬、カチンと来てしまった。
しかし、ここは大人としてきちんといわなければ!
「そうですよね。それじゃぁ、何階に行きますか?」
「50階じゃ。」
50階!?私たちと同じところ!
「どうして50階に・・・?」
「なんだっていいじゃないか!何階に行くなんて人の勝手だろ!?」
「まぁ・・・はい・・・」
どうやら、この人とは話がかみ合わないようだ。
さっさと、行かなければ。この人が何の用だとしても。
「それじゃぁ、行きますね?」
ガコン。
スゥーと、エレベーターがあがっていく。
チーン。
50階に着いた。
でも、そこには人の姿は無く、一台のテープレコーダーと貼紙が一枚置いてあるだけだった。
「あの悲鳴はなんだったのかのぅ・・・?」
おばあさんがつぶやいた。
すかさず私が聞いた。
「悲鳴!聞いたんですか!?」
おばあさんは一瞬驚いた顔をしていたが、すぐに冷静になった。
「あぁ、聞いたよ。ところで・・・あんたたちも聞こえたのかい?」
「え、あ、私とこの子は・・・。」
春を指差した。
すると、おばあさんは真帆子のほうをにらみつけた。
「あんたは?」
「えぇ!?わ、私は・・・そ、そのぉ~・・・」
「この子は、私が無理やり連れてきたの。だから、この子は聞いてないよ?」
「そうか・・・」
おばあさんが、黙った。
ひとまず沈黙が続いた。
でも、おばあさんがすぐに口を開いた。
「私は、ここの清掃員をやっていてねぇ。さっきまでは掃除をしていたんだよ。でも、」
「悲鳴が聞こえた?」
「そう。悲鳴が上のほうから聞こえてきたんだよ。だから急いでエレベーターに乗ったのさ。」
「ほぉ・・・」
「だけど、来てみればこのありさま。何にも無いじゃないか!?」
私は、チラッとテープレコーダーのほうを見た。
「あのぉ・・・これって、テープレコーダーですよね?」
「そうだと思う。」
「たぶん。」
「確かにそうじゃのぅ・・・」
「だったら、これで悲鳴を録音しておいたんじゃないですか?だから、誰も居ない・・・」
「なるほど!わしには小さすぎて見えんかったよ。」
「じゃぁ、この貼紙は・・・?」
真帆子が貼紙を見つけて指差した。
皆がいっせいに集まってその紙をみた。
「こ、これは・・・!」
P.S うわぁーなんか、自分でも気になります><この続き!実際はネタがないのかも・・・
(夢で見たことだからあいまい・・・)