こんばんは、
埼玉県川越市伊佐沼にあるNPO法人勇気づけ学園のようちゃんこと阿部洋子です。

3月の活動をどうするか、たけちゃん先生、あやちゃん先生とじっくり話し合って月曜日のみ活動する事に決めました。

でも、この状況なので普段の活動とはちょっと違います。宿題でもなんでもいいから何か課題をお家から持って来てもらい学習の時間を設けました。

そして、今日は1人に机1つ、それぞれ距離を置き座る。という事で朝にセットしてみんなを迎えました。

いつもと同じように「おはよー」と元気よく入ってくる子どもたち。
「好きな場所に座っていいよー」と伝えると各々に選んで、座るやいなや何も言わないのにみんな黙々と課題をやり始めました。





「どうしてすぐやりはじめたの?」
と聞いてみた!
答えは

「早くおわらせたいから」
「後でやるのは面倒くさい」

なるほど〜〜
でも来てすぐすぎてびっくり‼️
みんな黙々と一言も喋らず課題に取り組んでいた!

私が静けさに耐え切れず、
「ところで何時まで勉強する?それも自分達で決めてね〜」

「今日ここまでやるって決めてきたところまでやる」

と全員一致!
とみんな黙々とやり続けた!
早く終わってもみんなが終わるまで本読んだりして、みんなが終わったなぁ〜と思ったところで、
私からちょっと質問を投げかけてみました。

「こんな状況の中急にお休みになった事をみんなはどう思ってるの?」

「嬉しくもないかなぁ〜〜」

「学校で友達といた方がいい」

という意見がほとんどでした。

またこんな意見も

「夏休み短くなるかも〜〜」

子どもは知っていますね〜〜何かしらしわ寄せがやってくるかもしれない事。とっても冷静‼️

そして、もう一つ

「この状況に怖いなとか、不安はある?」

「あるよ!この状況がいつまで続くのかなぁ〜って」

そりゃそうそうですよね!

そこでちょうど今朝私のアドラー心理学の師匠である岩井先生がブログで紹介してくださった言葉

平静の祈り

を紹介しました。

子どもたちは

「うんうん、こんな時こそ落ち着いて行動しよう!」「自分達で何が正しいか見極める力も持てたらいいよね!」


となりました。

 大人より冷静だ!


そして、「じゃなんで学校が休みになったかを今一度考えて、今日の残りの時間を過ごしてね」


そして子どもたちはしばらく、自分の学校はこんな感じだったよとか情報交換していました。その後トランプが始まったのですが、その会話がよかった!

「開脚したくらいずつ離れればいいんじゃない!」

「めちゃ遠いけど」

とケラケラ笑ってました。





「みんな、ちゃんと考えてくれていることが嬉しいよー」と勇気づけも忘れません!

お弁当も各々の机で食べていました。

子どもたちは子どもたちなりに状況を認識、把握して、彼らなりに対応しているんです。

大人も子どもたちを見習いたいですね!


なんだか、今日は子どもたちからいっぱい学び、勇気をもらった1日になりました。