リビングの一角に祭壇を作って

ずっとそこにいた息子の遺骨。

 

8寸の骨壺が入った骨箱は存在感と重さが半端なく

ちょっとやそっとじゃ持ち上げられないくらい。

 

若い男性の骨はしっかりしていて

やっとの思いでぎゅうぎゅうに詰めた息子のお骨…

 

大きな骨箱はあまりにも存在感が大きく…

見る度に、息子を空に還した日のことが想い出される。

 

メモリアルキーホルダーも買ったのに

骨壺を開けるのが怖くて

未だにお骨を入れることができない。

 

そこで、息子のお骨を粉骨にしようと思い立った。

 

サラサラキラキラ真っ白な粉骨なら

きっと見ることに抵抗感も薄れるはず…

 

そうしたらやっとメモリアルキーホルダーに

お骨を入れることができる。

 

 

ネットで色々調べてお願いし

先ほど、息子のお骨が粉骨になって帰ってきた。

 

「おかえり、Y」

 

 

息子のお骨をゆうパックで送り出す時は

ちょっと…いや、かなり抵抗があったし

しばしのお別れに切なくなったけど…

 

4月23日にお骨を送った。

26日には粉骨になって

休日明けの30日に発送してくれ

今日到着した。

 

 

 

生まれた時の体重に近い2674グラム…

だいぶ軽くなって帰ってきたね。

 

帰ってきたお骨を抱きしめて

赤ちゃんの頃の息子を感じながら涙が溢れた。

 

 

これから息子コーナーをリニューアルしたい。

どんなふうにしようかな…

 

取り敢えず今まで居たところに居てね。