先日、親子でお参りに来てくれた

息子の幼稚園からの友人S君のお母さん。

 

昨日は仕事が休みだったそうで、

ランチに誘われ行ってきた。

 

草ボーボーの庭の雑草取りもする気になれない

引きこもり状態だったけど、

彼女のお誘いは行ってみようかな?と思えた。

 

「まごわやさしい膳」という和食のランチ。

 

「和食だし栄養のバランスもいいからさ」

と、事後なかなか食べることが出来ない私を

さりげなく気遣ってくれる気持ちが嬉しかった。

 

S君一家は幼稚園の時におじいちゃん、おばあちゃんのいる

ご主人の実家に引っ越してきて、幼稚園は中途入園だった。

 

大人しいこともあってなかなか友達の輪に

入れなかったみたいだけど、息子とは気が合って

帰宅後も遊ぶお約束をして、毎日のように遊んでいた。

 

お母さん曰く

 

一人でポツンとしていたうちの子にY君が最初に話しかけてくれた。

Y君がいてくれてうちの子は救われてたと思う。

Y君のお陰で他のお友達とも遊ぶことができたし。

家に居ても嫌なことが多かったから…と。

 

嬉しかった。

そして思い出した。

 

息子はそういう子だったと。

 

人畜無害で、特にリーダーシップがあった訳じゃないけど

仲の悪い子同士でも息子がいれば何となくまとまる。

 

皆から距離を置かれるような子でも変わらず接する。

 

だから「Y君を嫌いな人なんていなかった」と

中学時代の友人が教えてくれた。

 

「○○、Y君のこと大好きだったよねー!」

「そうそう!」

「憧れてたよねー」

 

そんな会話を聞いて、誇らしかった。

 

天国でもそんな風にみんなと仲良くやっているのかな。

 

この世はレッスンの場で、生まれる前から決めてきた…

と昨日見た動画で言っていた。

 

まだまだ素直に”そうなんだ”と受け入れることは難しいけど

間違いなく息子はもう苦しんでいない、それだけは確信できた。