何となく昔から聞いていた

”自死した人は天国に行けない”

 

悲し過ぎる

怖過ぎる

 

そんなこと絶対にあってほしくない!

 

自死の原因は心の病気だと思うから。

病気と言う言葉はあまり好きじゃないけど…

 

肉体の病気で亡くなるのと同じように

何とか生きるために心の病気と必死に戦って

それでも力尽きてしまった、頑張った子供たちが

天国に行けないなんて…

 

心の病気はなかなか人には…家族にさえも打ち明け辛い。

 

打ち明けられた家族でさえ病気を理解できないこともある。

精神論で何とかなると思っている人もいる。

 

私の夫は、理解していると言いつつ、

精神論を持ち出すことも度々あった。

 

そんな簡単なことじゃないのに…

 

パチスロやめたいのにやめられないって

間食やめたいのにやめられないのと同じ?

 

お菓子食べ過ぎて、後悔するけど小腹が空くとまた食べちゃう…

そしてまた後悔…みたいに難しいことなのか??

と思ったことがある。

 

例えがこれくらいしか思いつかない…

 

お菓子食べ過ぎたくらいなら他人に迷惑はかけないけど

ギャンブルは大切な人を悲しませてしまう。

その後悔はどんなだろう?

 

 

大きな傷があるとか、手術をしたとか

そうやって目に見えるものじゃないと

病気って分かってもらえないんだね。

 

心は深く傷ついて、ズタズタで

でもその傷をどうしたらいいか自分でも分からなくて…

 

手術できれいさっぱり取り除ければいいのに。

 

よく「病気で生きたくても生きられない人がいるのに自死なんて」

と言う人がいる。

 

私も自死遺族になるまで、そう思ったことがないわけじゃない。

 

でも、違う。

 

自死ってものすごく怖いこと。

普通の状態なら、とてもそんなことできない。

 

息子に会いたい、早くあちらの世界に逝きたいと思っても

息子と同じことができるかと考えたら、やっぱり私には無理なんだ。

 

普通じゃないから、心が病気になってしまっているから

あの恐ろしいことができてしまう…

 

死ぬことより生きることが苦しいなんて…

 

心が元気なら生きられたのに、

心が病気で自死を選んでしまった子供たち。

 

この世で苦しみながら最後まで頑張って生きた子供たちは

絶対に天国で悩みや苦しみから解放されて

幸せにしていると信じてる。