この歌は、祖父母の介護で、休みの時に、料理を持って行っていた時、よく聞いていた歌です。

今の私は、過去の記憶がほとんどありません。

ただ、映画のシーンのように、思い出深かったことが映像で浮かびます。


夏の終わりに、数種類のおかずを少量づつ、祖父母に届けるために、車に乗ります。

CDから、この音楽が流れています。

何故か、きびなごの刺身が浮かびます。

きびなごの旬は夏ではないのですが、何故か、きびなごの刺身が浮かびます。

多分、祖父の好物だったからでしょう。

左半身麻痺している祖母は、細かい料理は出来ませんでした。

きびなごの刺身は、かなり細かい作業が必要です。

それで、私が造って持って行ったのでしょうね。


できるだけの介護はしたと思っていたのに、祖父が亡くなった時には、「もっとこうしてたらよかった…」と、後悔の念は募るばかりでした。

お寺の大黒さん(お寺の奥様)に、「面倒をみた人ほど、後悔の念がわくのよ」と言われ、やっと心が苦しみから解放されました…