4/12に、5595 QPS研究所が好決算、

4/15に、1514 住石HDが好上方修正

というニュースが出たので、この2銘柄をファクター、チャートなどで分析してみます。

 

※あくまで、現状から見た考察です。今後、追加情報や地合いの変化によって、違う結果になることは充分あり得ます。

 

まず、ファクター一覧で最新の数値を出してみました。

 

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【5595 QPS研究所】

今日は、昨日空けた窓を埋めて大陰線、決算発表前の価格に戻ってしまいました。先週末の決算内容が一旦リセットされた形になりましたね。成長性などからチェックしてみましょう。

 

四半期成長率はかなり良い数値です。

前年同期比:63.36%

前四半期比:58.40%

注)IPOなので、短信では2024年5月期2Qからしかありません。そこで1Q=2Q/2、2023年5月期4Qを4Q/4と疑似的に数値を設定して計算しました。従って、厳密な値ではありません。

 

今回の目玉が黒字化、ファクターではリビジョン200%という今期予想の黒字化に現れています。

注)200%というのは、単純に黒転を示すものです。

 

そして、割安性やバリュー、配当などはイマイチですが、グロースなので、あまり気になるものではないです。

 

チャート的には、次のような中立シナリオを想定しています。

 

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将来の見通しは悪くないので、恐らく、まだ高値保ち合いの状態で多少の乱高下をしつつも、しばらくエネルギー貯める動きになるかなと思います。極端に下げて行く動きにはなりにくいと思っています。

 

 

【1514 住石HD】

本日は寄らずストップ高ですね。昨日4/15の上方修正がかなり効いたようです。ただ、あまりに連日下げ過ぎたので、その反発もあったかと思います。

上方修正を示すリビジョンは31.43%という良好な数字です。この数字は、東証スタンダードでは1608番中253位と、上位1/5に入ってます。

 

配当は上位4/5なので、特に良いわけではありませんが、それでも増配は好感されていますね。これも将来見通しが悪くないので、次の決算に向けて上昇に地固めをしていくと思います。

 

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恐らく、2024/1/16の高値抵抗線辺りを目指すかなと。現状だとこの辺りが適正値ではないかと思っています。ただ、勢いが増せば1/3戻しの辺りを目指しても良さそうです。場合によっては半値戻しぐらいまで戻して、次の発表待ちという流れも期待できるかも知れません。奇しくも4/15安値1091円を底とすると、そこから30日後がピッタリ次の決算発表日になります。
狙うとしたら、まだ上昇を追って買うよりは、少し落ち着いて保ち合いに入ったところを狙う感じでしょうか(どうせ乱高下します)。

何れにしろ、ダラダラ下げ続けた動きが下げ止まって、次の決算思惑が出て来たのは良い兆候だと思います。

 

 

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