前回の続きです。

第3の四半期成長率-前4四半期比ベース

 

「前4四半期比」というのは、「ぜんよんしはんきひ」と読みまして、

第4四半期比(だいよんしはんきひ)ではないので気を付けて下さい。

 

前4四半期比とは、どういうものかというと、

直近四半期業績と直近4つの四半期の平均の差に対する、

直近4四半期の平均の比になります。

 

分かりにくいので式で書くと

 

前4四半期比=(直近四半期業績-直近4つの四半期平均)÷直近4つの四半期平均

 

ですが、これも、四半期成長率として求める際には、

分母の直近4つの四半期の絶対値の合計に置き換えています。

 

前4四半期比ベースの四半期成長率

 =(直近四半期業績-直近4つの四半期平均)÷直近4つの四半期絶対値の合計

 

です。

 

これは今まで説明した、

前年同期比ベース:基調的な成長性

前四半期比ベース:足元の成長性

 

の真ん中ぐらいの性能だと思って下さい。

直近4四半期の平均を使うことで、たまたま突出しての好業績や業績不振も

平均化されます。

銘柄の成長性を確認するには、割と使いやすいファクターかなと思います。

 

性能については、前回の5分位分析で示した通りです。

今回は、直近半年で見てましょう。

 

■プライム

 

■スタンダード

 

■グロース

 

スタンダードの2分位が一番有効でしたね。

スタンダードは、ジャスダック(スタンダード)と東証二部が再編されたものです。

 

新興株にも資金が来た6月にはグロースは有効でしたね。

決算発表が重なった8月末あたりは時間差で上昇したかんじですね。

 

グラフの読み込みも、使える使えないという判断基準以外にも、

どういう状況で有効で、どういう時期は有効でなかったか?

という点まで読み取ってみると、次の展開の予想に生かせますね。

 

 

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