全般的に調整局面ということもあり、ずば抜けて目立った個別銘柄などは出にくい状況なのかな…と。
銀行、海運、鉄鋼、などは上げ基調ですが、個別物色というよりは、セクター全体の動きでみる感じですね。
大きく上げて来ていた商社なども、ここ数か月は高値保ち合いの調整が多いです。
あとは、証券、造船、このあたりは個別に見てチェックしています。
全体が調整する期間は、大きく分けて2つのパターンを見ています。
■1つは、思惑相場が調整中のもの、これは半値パターンといって、半値押し辺りでの保ち合いが多いです。
思惑相場が一旦終わって、思惑が現実化するかどうかを見極めている状態ですね。
以前に取り上げた銘柄としては、3778さくらインターネットなどが、この例でしょうか。
他には4477 BASEなども、この形を形成しつつあるように見えます。
■もう1つは、業績相場が調整中のもの。
これは高値パターンでの保ち合いが多いです。
上方修正、あるいは次の四半期発表で更なる成長性が示された場合に、次の上昇が始まります。
これも、以前に取り上げた例としては、7578 ニチリョク辺りでしょうか。これは2波目が終わって、第3波待ちの状態ですが
このパターンは、今あちこちに散見しているので、見つけやすいと思います。
大型株を例にすると8058三菱商事、7011三菱重工、8801三井不動産などは、似たような形かなと。
また銀行セクターは、全般的にこの形に入りつつあるような印象も受けます。
私の場合、この2つのパターンを見つけると、片っ端から監視銘柄に登録して日々の動きを見るようにしています。
ある日、上放れるか、保ち合い高値をブレイクすると、何らかの材料によって、次の上昇波動入りというパターンが多いからです。
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