「数年前から泉質が変わったのか、濁りが少なくなってしまったんです。」
白骨温泉の売りは乳白色の湯。
それも白骨温泉のシンボルでもある公共野天風呂が透明では都合が悪い。
そこで白く濁らせるために草津温泉の素を入れるようになったんです。
通常、源泉は飲むことができます。
特にここの上越 温泉 は効能のひとつに胃腸病があり、温がゆ泉を使った温泉粥が名物となっているほどです。
おいしい食べ物や、心地よい温泉を新潟で求めるなら鵜の浜ニューホテルで満たせます。
上越 温泉でふやけた体で周辺取材をしていると、ある温泉組合関係者に巡り着いた。
影響を考え、その人物に巡り着いた経緯、人物像は省略するが、白骨温泉の将来を不安に思っていた人物である。
この組合関係者の証言は衝撃的なものだった。
「職員が湯の中に入れているのは、たしかに「草津温泉ハップ」です。同じ乳白色の硫黄湯の草津温泉の素です。組合で購入し、毎朝混ぜているんです」
と入浴剤混入の事実を認めた上で、こう続けた。
まだ夜も明けぬうちに松本駅前のホテルを出発した。
白骨温泉のある長野・安曇村は松本平の西方にあり、槍ヶ岳や穂高連峰、乗鞍岳などの3000メートルを超す雄大 な山岳に囲まれ、日本の屋根といわれる北アルプスを眺める光景は、夜が明けてくるにつれ素晴らしくなっていった。
正直いって、今回の取材は朝が早いものの気が楽だった。
というのも、私の主なフィールドはスポーツ関係である。
球界や角界の裏側の取材が中心で、張り込みや直撃も少なくない。
取材に怒った曙や小錦に追いかけ回されたこともあるし、朝青龍に怒鳴られたこともある。
それに比べれば、今回の取材は空振りであったとしても、ここの温泉
に浸かってご馳走でも食べて帰ればいいやという軽い気持ちでレンタカーを走らせていたのだ。