とても良い!と、

知人に勧められて

観てきました。


私史上初めての

北野武監督映画です。


もうね、

ひたすらこわくて痛かった。


R15指定を

ちょっと甘くみすぎていましたね。


ドバドバ血が出るし

バンバン首飛ぶし

ガンガン人が死ぬし。


思わず観終わってから

神社にお参りしに行きました。



さて。

時は戦国。

信長、秀吉、家康の

3英傑が登場します。


信長はみごとな名古屋弁?尾張弁?

狂ってる感じとヤンキー感が出てて

良かったですね。


名古屋に縁が無い方々は

あれをきいて理解できるんでしょうか。

気になります。

やっとかめって言われても

分からないでしょう。

でも、何言ってるか分からない所は

何言ってるか分からなくて問題ない

ということなんだろうと思います。


秀吉は武さんが演じていたので

おじいちゃん感が出ていました。

物語をしっかり動かしつつ

ちょいちょい笑いを入れてくれるので

観ていてほっとしました。


家康はたぬき爺でしたね。

どんだけ影武者死ぬのよ。

伊賀越えで忍者出してくるあたり

さすがだなと。

服部半蔵の戦闘シーンだけは

思わず笑ってしまいました。



タイトルでもある、首。

首、たくさん出てきます。


敵方の武将の首を取ったら成り上がれる。

それって本当なのかしら。


誰が誰の首を取ったのか。

あの戦場でどうやって分かるのかしら。

それは、本当に、誰の首なのでしょう。


騙しあいの化かしあいで

世の中を生き抜くには

バカ正直なだけではいけないし

俺とお前で、も儚い夢。


自分が賢くなるか

賢い人を味方につけるか

愛される阿呆でいるか。


光秀の最後の表情は素晴らしいと思いました。