7月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2350
ナイス数:86

崩壊を加速させよ 「社会」が沈んで「世界」が浮上する崩壊を加速させよ 「社会」が沈んで「世界」が浮上する感想
宮台真司の批評する映画、薦める映画は本当にすごい。見てしまうと人生観が変わってしまうほどのすごい映画だ。そして宮台真司の映画批評も、すごい。私なりの本書の感想を言えば、「映画は何でもあり故に、容易に社会(システム)を超える世界を描きうる。故に映画を通して、世界と瞬間的にでも繋がれる。そして以下に映画を媒体として世界に繋がれるのか?それを本書は教えてくれているのだ。」
読了日:07月02日 著者:宮台真司
超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける【弱点に合わせて読む場所がわかる!特設ページ付き!】 (Discover Next D)超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける【弱点に合わせて読む場所がわかる!特設ページ付き!】 (Discover Next D)感想
キンドル・アンリミテッドで読みました。流し読むには丁度良い。雑談とはとりあえず相手に適当に合わせて、主に相手の話を聞くことなのだと感じた。多くの雑談テクニックが書かれているが、これら一つ一つを実践するとなると心が病むのではないかとも思った。なんでもかんでもテクニックやマニュアルに落とし込むのはどうなのかな?とも思った。でも雑談に悩んでおる人はどうぞお読みください。悩んでない人には冗長なだけですが。
読了日:07月03日 著者:五百田達成
こいつら100%伝説 1 (りぼんマスコットコミックス)こいつら100%伝説 1 (りぼんマスコットコミックス)感想
妻が欲しがっていたので、誕プレであげた。自分でも読んでみたが、やはり面白い。昔から、ギャグマンガを読んで声を出して笑っているのは、まさにマンガの中の話だと思っていたが、岡田あーみんのマンガは思わず声を出して笑ってしまう。そしてこれもやはり声を出して笑ってしまう。面白い!冴えわたるブラックユーモアが炸裂していて心地よい。
読了日:07月06日 著者:岡田 あ~みん
新世紀「コロナ後」を生き抜く新世紀「コロナ後」を生き抜く感想
巨視的な視点から語り、生活者としてのレベルで何が大切なのかを最後にまとめ上げているのが素晴らしい。みんな読むべき。コロナ後の社会において最も大切なことが何かがわかる。
そして一番気になった部分を以下に引用す。"そうなると教育にものすごく強い関心を持った総理大臣が誕生して、特に教育格差を是正することを自分の政治生命を賭して行うくらいの意気込みでやらない限りは、なかなか変わらない。そして、残念ながら、そんなに熱心な文教族はあまりいない。その意味において、今の教育は非常に深刻な状況になっています。"
読了日:07月07日 著者:佐藤優
逆発想で身につく 前置詞トレーニング逆発想で身につく 前置詞トレーニング感想
再読というか、三周したあと、全部正解するまでしつこく解いてみた。毎日約二十問ずつで、8ヶ月もかかった。全892問。そもそもやり始めたのはPHP新書から出ている岡本浩一著『最強の英語上達法』のp97に以下のようにあったからだ。「前置詞の知識が正確になると、自分自身の表現も、また他者の主張の聞き取りも格段に正確さが増すのである。」「だいたい200題から400題くらいのものをある時期集中的にやり、ときどき復習するべきだと思う。」。なぜ892題もあるのをやっていたのだろう?しかしとりあえず本書は一応クリア(?)
読了日:07月10日 著者:鬼塚 幹彦
最高の体調 ACTIVE HEALTH最高の体調 ACTIVE HEALTH感想
キンドル・アンリミテッドで読んだけど、めちゃくちゃ良い内容だった。万人にオススメ。ここにすべての悟りや真理があると思った。
読了日:07月13日 著者:鈴木祐
詩としての哲学 ニーチェ・ハイデッガー・ローティ (講談社選書メチエ)詩としての哲学 ニーチェ・ハイデッガー・ローティ (講談社選書メチエ)感想
デカルトやカントさえも想像力を出発点として理性的な構想をしてきたことを後半で暴く。理性≪想像力。プラトン以来の理性主義や合理主義が、このコロナ禍の時代を待つまでもなく、もともと限界をはらんだものであったことがよくわかった。先行きの分からない時代こそ想像力が大切なんじゃないかな。しかし、タイトルの「詩としての哲学」の内実は本書を読んであまり分からなかった。ロマン主義→エマソン→ニーチェ→ローティの流れにも興味あるのだが…本書を読んでもあまりピンと来なかった。
読了日:07月15日 著者:冨田恭彦
実践版GRIT やり抜く力を手に入れる実践版GRIT やり抜く力を手に入れる感想
キンドル・アンリミテッドで読んだが、この本もかなり色々な情報が詰め込んである。単なるGRIT本にとどまらないので、そういう意味では俺には良かった。
GRITの高い振る舞いは伝染すること。
「本物の自尊心」というのは、実はコンフォート・ゾーンの外に出て高い目標を追求することでしか得られないこと。

このあたりが情報的に熱いと思った。

ただし長い。キンドル・アンリミテッドでなら、また読み返したい。
読了日:07月30日 著者:キャロライン・アダムス・ミラー
日本人のための声がよくなる「舌力」のつくり方 声のプロが教える正しい「舌の強化法」 (ブルーバックス)日本人のための声がよくなる「舌力」のつくり方 声のプロが教える正しい「舌の強化法」 (ブルーバックス)感想
なんかユーチューブで見て読みました。英語をマスターするのに発声が大切であるという説とともに参考図書として本書が紹介されていたように思う。日本人の多くが舌小帯が残っているという指摘。そして手術をしてその舌小帯を切るとものすごくしゃべりやすくなるという指摘はなかなか衝撃的。自分も舌小帯は残っているようなのだが、それでもまだ動かせるレベルのようなので、とりあえず舌力を鍛えるトレーニングを実践していこうかと思う。興味深い本でした。
読了日:07月31日 著者:篠原さなえ

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