ゆうきなかもと@yuukinakamotoそこを認めることもなく、自分の嫌なところから逃げてるって設定なんだと思う。しかしそれ故に主人公には神経症的な症状が出ているのだと理解できるとなんとなく、この物語の匠さに感心してしまう。それに、当初から絶望的につまらないこの物語も、実は、主人公がゲドたちと、地味だけど農作業に従事
2020年07月15日 11:07
ゆうきなかもと@yuukinakamotoするような生活を描く辺りから少しずつ面白くなって、主人公が影を、ヒロインと再会し、ゲドたちを救おうとするところから妙に面白くなってくる。で、このなぜ物語が終盤になるに従って面白さを増して
2020年07月15日 11:09
ゆうきなかもと@yuukinakamoto来るのかというところを、オレが個人的に理解したことを言うと。つまり、主人公のアランの生が充実してくるに従って物語に面白さが増してくるのだと。物語冒頭からのクソつまらなさは、主人公アランの心象そのものを象徴していたのだと、そうオレは理解した。これがもしまたまたそうなったのではなく
2020年07月17日 10:26
ゆうきなかもと@yuukinakamoto意図してなったのであれば、宮崎吾朗という監督はすごい監督だと思った。これがまぁ、感想の一つ。つまり、「ゲド戦記」の物語冒頭のクソつまらなさ、そして中盤から終盤にかけて俄然面白くなってくるのは、映画そのものの雰囲気が主人公アランの心象を描いたものだからではないか!これをまずオレは
2020年07月17日 10:30
ゆうきなかもと@yuukinakamoto言いたい。それから、物語全体として「父を殺し、王国を出て、生を充実させて、また仲間もできて、王国に帰る」という流れで、それはいかにも典型的な物語のプロトタイプでしかないような気もするが、監督である宮崎吾朗が宮崎駿の息子でこれ以前にアニメに関わっていないのにいきなり監督をやるという
2020年07月17日 10:35
ゆうきなかもと@yuukinakamotoところから考えるとアニメ映画「ゲド戦記」の主人公アランの経た流れというのは宮崎吾朗の人生にも重ね合わせられるようなところもあるのじゃないか?要するに、物語の展開は主人公アランの心象を象徴しているのと同時にそれは宮崎吾朗の心象をも表しておるのではないだろうか。とオレは考えた訳ですよ
2020年07月17日 10:38
ゆうきなかもと@yuukinakamotoまぁ、これはね。オレの妄想だけどね。どうしてもね。作者の意図を考えたくなる訳ですよ。「子供はね。未熟だけどね。親父も殺すし、旅で成長もするし、仲間も作るよ!オレだってそうだぜ!この映画を見てくれてる!子供だってそうだぜ!」っていう映画なんじゃないかな「ゲド戦記」って映画は!
2020年07月17日 10:42
ゆうきなかもと@yuukinakamotoこれはまぁ、言いたいことの一つめの続きみたいなものだけど、以上が二つ目だ。まぁ、それで3つ目なんだけど、それは、ヒロインの存在についてだね。まぁ、ヒロインの細かな設定はともかくとして、中盤、アランやハイタカたちを助けにいく辺から、俄然彼女の生も充実してくる。特にハイタカたちを助け
2020年07月17日 10:45
ゆうきなかもと@yuukinakamoto行くとなると、男どもは情けなくも使えなくて、結局、女の子が活躍するような話なのかなって途中正直思いました。まぁ、そうだね。世界系的な話なのかなって?まぁ、ナウシカはね。世界系みたいで、全然違うんだけど。何が違いかというと、オレの認識では、「情けない男を可愛い女子が救済する」の
2020年07月17日 10:49
ゆうきなかもと@yuukinakamotoが世界系だと思ってる。何から救済するのかというと「世界的な危機と男子の個人的な危機」から。で、ナウシカの場合は「情けない男を救済」する話ではないので世界系ではない。また「もののけ姫」の場合も、男女が手に手を取り合い世界を救済するが、「情けない男」というファクタに欠ける。そして
2020年07月17日 10:52