国語 設問の種類
空欄補充問題
について
例えば、こんな問題です。
"次の文中の( )に入る言葉を答えよ。
日本は朝だった。( )、アメリカはそのとき夜だった。"
こんなが空欄補充の問題です。要は穴埋め問題ですね。
空欄補充の問題は空欄の前後に必ずヒントがあります。
例えば、前出の問題の場合、
あまりにも短い文なので、全体がヒントとなり、前後の文脈で答えが決まります。
もっと長い文章でも同様です。
空欄の前後に必ずヒントがあります。
なお文法的な知識がしっかりある方がより確実に問題は解けます。
例えば、空欄が主語ならば述語がヒントになるでしょう。逆に空欄が述語ならば主語がヒントとなります。
また、空欄を直接修飾しているような修飾語があればそれがヒントになります。
そして逆に空欄が修飾語ならばその被修飾語がヒントになるのです。
さらに、前出の例文のように、文と文をつなぐ位置に空欄がある場合は、接続語の知識があると問題も解きやすくなります。
ただし、答えそのものが空欄の前後、周辺にあるとは限らないので要注意です。
また、難しい問題になると、空欄の前後のチェックだけでなく、
「文章全体で主張されていることは何なのか?」
これを、しっかり押さえる必要もあります。