毎週土曜日は干支について書いてます。
今年は戌年(いぬどし)ですね。
正しくは戊戌の年です。



今日は同じ戊戌の年である518年にスポットを当てます。

さすがに1500年も前のこととなると、
あまりに昔過ぎて、記録がそんなに残ってませんね。完全に古代ですもんね。

歴史的な出来事も以下の2点くらいしか見つけられませんでした。


・東ローマ帝国ユスチヌス1世即位。

・東西教会の分離終わる




Wikipediaによると、
ユスチヌス1世は、貧農から親衛隊に入隊して、その将軍となったが、晩年皇帝となった。甥のユスティニアヌス1世を養子としてコンスタンティノポリスに招き寄せ、後継者として養育した。

養子のユスティニアヌス1世は
「大帝」とまで称せられ古代末期における最も重要な人物らしいんです。ローマ法をまとめた「ローマ法大全」を編纂させたのも彼です。

だから、ユスチヌス1世は過渡期的な人物ですね。

教会分離も、その後、何度も仲違いするので一時的な感じですね。


つまり、
518年戊戌という年はあくまでも過渡期に過ぎないと言えそうですね。

何かゴールに至るまでの通り道というか。過程というか。


結論ばかり結果ばかりが大切だと日々我々は思いがちですが…。

そこに至るまでの過渡期をどう過ごすべきなのか?これも大切ですよね。

考え方によっては、
むしろ過渡期やプロセスの段階でどう過ごすかの方が大切かもしれません。

なぜなら、過渡期での過ごし方によって結果が変わってくる訳ですから。

2018年戊戌も、何かの結果に対する過渡期の年なのかもしれません。

だとしたら大切に過ごしたいですね。

しかし、よくよく考えて見ると、人生という道のりの最終到達地が死ぬことだとしたら、生きている間のほとんどが過渡期なんです。

となると、やはりこの瞬間瞬間を大切にしたいもんですね。

以上。👋