ブルターレ 三機目エンジン搭載作業⑤
ハブユニットをスイングアームに挿入して。
次は届いたリヤサスのリンクを取り付けます。

ヤフオクで購入したメッツォカジバ製のロッド。
メッツォカジバはもう随分と前に無くなっています。
自分がF4に乗り始めた20年前のディーラーです。
そこのオリジナルパーツ。
まあMOTO PLANですね。
MOTO PLANとCORSEが提携?して、
MOTOCORSEになった。
生き残ったのは現MOTOCORSE。
細かいことは知らないけど。

F4のロッド。
左から初期?
1000S用?
メッツォカジバ製
2010以降F4用
みんな違う。

真ん中の調整部の長さが違う。
ブルターレには下のを使ってました。
リヤの車高をかなり上げてますから。
同じようで種類があるんですよね。
で、
このロッドのピロボールが弱い。
ガタが出る。
純正ショックのエンドアイのピロボールも弱い。
多分ガタの出ている車輌が大半なのでは?

ブルターレはオーリンズに換装済み。
エンドアイのガタは大丈夫でした。

2010年以降のロッド。
流用出来ないのか?
タンブリーニモデルのスイングアームには不可能です。

幅というか厚みというか。
少し違う。
2010年以降のものは厚い。
スイングアームをロッカーアームも一緒に換えれば使えるでしょう。

スイングアーム比較。
上が2010年以降用。
下がタンブリーニモデルのブルターレ用。
シャフトは同径で両方に挿して揃えてあります。
スイングアームの長さが違うのが分かります。

2010年以降の方がロングですね。
あと違うのがリヤショックの逃がし加工。
2010年以降のはリザーブタンクがショックに平行です。
その分穴が大きい。
タンブリーニモデルは垂直になっていると言うか…
その逃がしでスイングアーム上に逃がしがある。
流用するならショックの形状も考慮する必要があります。
TT-XかTT-X GP、
ザックスのスペシャル品とか。
(F4 Tamburini用)
ハードル高いです…

で、ロッド取り付け。
長さはほぼ変えず。

ボルトもクリーニングして取り付け。
そして前回の記事の最後に書いたトラブルとは?

リヤハブのセンターナット。
仮締めで手で締めただけで、
シャフトの回りがあからさまに重くなる。
緩めるととても軽くなる。
これは異常だ。
原因は?
前から気になっていたことがあった。

ハブとスプロケットキャリアの間のカラー。
ベアリングのインナーレースに当たる構造。
そして締付けトルクは220Nm。
インナーレースが食い込んでいるような跡がある。
そしてフランジ部に擦れたような痕が。
端面が潰れて、
ナットを締めるとハブボデーに擦れて、
それで回転が重くなっているのでは?
と考えました。
しかしこのカラーは廃盤…
ならば!

丸ごと買ったった(笑)
所謂対策型リヤハブを摘出して使用します。


届いたのは金曜日。


2010年以降のハブダンパー。
これを使うことも考えましたが…
ヤメ。

ハブダンパーとドライブフランジ。
このタイプのダンパーラバーは直ぐにへたる。
現にこれもガタがある。
そしてブルターレ1000RRや、
スーパーヴェローチェ1000は、
丸いタイプのダンパーに回帰しています。
やっぱり丸形が良いのでしょうね。

収まった状態の件のカラー
カラーの傘の径が大きいです。
互換性は無いのですよ。
加工するしかないです。

これだけ傘の径が番う。
1000S以降のハブは無加工で使えたと記憶している。
750モデルは径が小さい。
と思ってます。

スプロケットキャリヤの溝径より大きい。
そう言えば、
このスプロケットキャリア、
ダメージがあります。
裏面が削れています。
ハブトラブルで削れたのでしょうかね?


土曜日の朝。
同径に削りました。
取り外したハブベアリングを洗浄。

右側。
幅狭薄型大径ベアリングは旧タイプと一緒。
しかし、
ニードルローラーベアリングが複列に変わっています。

今まで使っていたのが右。
先週メンテナンスしたばかり。
せっかく買ったので買った方を使います。

グリスをたっぷり詰めて。

そしてセンターナットを手締め。
あれ?
変わらんがや(゚д゚)!
理由は別にある!
変化点は?
このスプロケットキャリヤだ。
何がいけない?

これか…
ハブダンパーか。
痛みが少なかったので、
外さずにそのまま組んだ。
それが敗因。

いままで使っていたスプロケット。
飛び出し量が全然違いますよね。

厚みが違う。
左はナナハンモデル用。
右のフランジになっているのは1000S以降用。
1000S以降用が付いていました。
ブルターレナナハンに付いていたものなんだけど…

ナナハン用

1000S以降用。
そりゃアカンわ~
この厚みの違いだけハブ側に押される。
ナットを締めるとハブとキャリヤが接触して重くなる。
ハブダンパーを入れ替えました。

やっと解決しました。
結果としてハブのストックが増えました(笑)
あと不要なスイングアームが増えました…
これでやっと進めます。


リヤアクスルが仮組みできたので、
リヤスタンドでリフトします。
そしてメンテナンススタンド、
レバーブロックを準備。


エンジン前側を吊り上げます。
エンジン台車を外します。



クランクケース下部をリジットラックで支えます。

今回はここまでで…