両親を思う | 間宮優希オフィシャルブログ

両親を思う

母がこの世を去って、はや5ヶ月が経ちました。

時が経つのは、本当に早いけど、

その時の流れに、自分の気持ちが追い付いていけていないのが現状かな。

 

そんな中で、母を納骨する日がやってきました。

母の通っていた教会では、納骨式は、年に2回。

その1日が、イースター、イエス・キリストの復活祭で

今年は4月12日。ただ、教会の礼拝と共に行う予定だったので

11日に行いました。

 

現在、新型コロナウイルスの影響で

教会でも、集会はネット配信・個々での礼拝という形になっているので

納骨のみということでしたが、行っていただけることに。

このお墓には、母が慕っていた母の兄の遺骨も眠っている為

今頃は、その大好きなお兄さんと出会い

楽しい会話でもしているのではないかなと思いながら

納骨をさせていただきました。

 

 

そして、そのイースター当日の日は、

父の17回忌の日でもありました。

コロナのことがあるので、親族はお呼びせず

御住職に御読経いただくのみの法要を行いました。

読経中、私も親族以外かと感じてしまう程 距離を置いて進めた法要は

少し寂しくもありましたが、無事行うことが出来て、ひと安心。

いただいた塔婆は、お墓に持っていきました。

 

 

宗派が違うことで、父は仏教の墓地・母はキリスト教の墓地

先祖には神道の方がいたりと、バラバラではあるのですが

それぞれが信じる道で、幸せならばと願うばかりです。

 

それにしても、ちょうど、両親の行事ごとが、同じ日に重なったことは

何かの縁を感じます。

また、2人とも、この世を去った日が「13日」なんです。

母の葬儀の際、母の義妹に言われて、初めて気付いた私。

情けない限りです。

父と母で、不精な私の事を思い、

一度で行事が済ませられるよう、話し合いでもしたのかと

考えてしまうほどです。

どちらとも、ただの偶然にしかすぎないでしょうが

そう考えることで、2人の事も忘れない。

今週の出来事は、私にとって、とても大切な思い出の時になりました。

 

納骨・法要を終えて

仏間の仏壇には、父の大好きだったお酒とチョコを

仏壇の隣に、別途テーブルを用意して、母の遺影を飾り

そこには、母が晩年好きだった甘いお菓子を置いて

…どれぐらいの時間かなぁ~。2人に話しかけてました。

 

 

それとは別に、ふと考えることがあります。

この不穏な世の中で、ご家族が入院されている方々は

その方の近くへ近づくことが出来ず、病室へも行けず

ただただ不安な気持ちで待つしかない。

近くで看てあげることが出来ない。

自分に置き換えて考えただけでも、胸が苦しくなります。

 

疫病というものは、古来から恐れられてきたものです。

痘瘡・麻疹・赤痢・コレラ・インフルエンザ・癩・結核・梅毒など

沢山の経験を経ても尚

人間は、この疫病に、即対応できる術を持てないのでしょうか。

終息を願うのみです。