前回は、人は効率重視タイプと感覚重視タイプに分かれている。どちらのタイプもマイナスの側面があり、両方兼ね備えているのが最強の状態であるが、自分の中での線引きをすることが大事なのだという話をした。


今回は、特に効率重視のタイプについて深く掘り下げていきたい。

その前に前提として、人の心情なので一概には言えないが、傾向として条件しておくことがある。

それは、

感覚タイプの人は、もしその感覚が外れたとしても、気にせず次の感覚を頼りにする傾向がある。

効率タイプの人は、感覚タイプの人が再開した場合、自分が時間を勿体無く使ったと、効率を重視し確実に成功したのだが、同時に感覚タイプの人も成功すれば、そこに対して落ち込む傾向がある


ということを前提条件としておきたい。(あまり内容には拘らないが)


超具体的な話をする。(効率重視の人)

なぜ効率重視の人の話を掘り下げるかというと、自分がそうだからである。


家を出て職場までの道のりの話をする(例え)

家を出て自転車に乗ろうとすると鍵を昨日の服に入れっぱなしだったから取りに帰る。(1分)

⇔毎日服のポケットを確認すれば(10秒)そのミスはなかった。

駅に着くと定期ケースを忘れていた。(500円)

⇔毎日置き場所を決めると忘れない。(2秒)

いつもは会社までの道を右側を通っていくが、左側にあるファミリーマートに支払いに行かなければならないため、横断はどんを渡らなければならない(1×2分)

⇔あらかじめ左側を通ればよかった(戻りの横断歩道があるが相殺して(0分)


具体的にはこういうことだ。

これをお金に変える。実際失ったのは3分と500円。時給1000円なら3分は約50円。500円は30分の労働に値するため、結果的に失ったのは33分だ。

ここまで考えて生活している人はいないだろうが、効率を重視するとここまでになる。


こういうことを考えればよく言われるのは細かいということだろう。

でもこの話で1番大事なのは、これは細かいのではなく、それほど時間やお金を大切に使っているということだと思う。


細かいという人ほど、関係のないところで勿体ないと言い出したり、無駄にせっかちになったりする。


起業をしたとしても、無一文からのスタートならばやはりこれぐらい意識してもいいのではないだろうかと思う。(もちろん算出する時間を浪費してはいけないが)


①で述べたよう、どんな人にとっても線引きをして効率でいくのか、感覚でいくのかは決めておきたいところだと思う。