モンテッソーリ「感覚教育」講座を受講しました。
もう感動の嵐!レポします。


【すべてにつながるP・G・S】
乳幼児期の五感の感覚が土台となって、学童期の思考へと発達していきます。
乳児期に経験した感覚的印象(食べた味、聞いた音、触れた感触)をすべて溜め込みます。
そして、幼児期にそれを整理・分類・秩序化し、頭にしまっておきます。
感覚教育は、感覚的印象をP(ペアリング)・G(グレーティング)・S(ソーティング)する援助をしていきます。

◯ペアリング
  1つの性質を取り出し等しいものを対にする(サイズ、粗さ、色、強さ、形、匂い、熱さ、甘さ、重さなど)

◯グレーティング
    3つ以上のものを比較し、1つの性質を取り出し、大小、強弱などの段階をつけること(サイズ、粗さ、色、強さ、形、匂い、熱さ、甘さ、重さなど)

◯ソーティング
   3つ以上のものの中から1つの性質を取り出して比較し、完全に同じどうしに分類すること(サイズ、色、形、重さなど)

このPGSで知性の伸びた先に、言葉・文字〜国語、数字〜算数・数学、言葉や文字以外の宇宙・動植物など文化、物や思考を整理する能力へと繋がります。

乳幼児期にたくさんの五感を使う経験をすることが大切なことをあらためて感じました。


【感覚教育の教具】
モンテッソーリでは感覚教具でPGSを行います。
この感覚教具がとても美しいのです。
動画は撮影していたのですが、写真を撮り忘れました^ ^;
教具(一部)の名前を載せますので、検索してみてください。

どれも色、形の秩序感が素敵です☆
その美しさに大人も夢中になってしまいます^ ^
すべてが数学の概念と繋がっている(→の先が対応するもの)ことに感動!なんと、二項式は、因数分解の公式が形になっています!
図形が苦手だった私…自分が子どもの時に触れたかったです。

◯円柱さし、色付き円柱
   →中学の相似、関数(1次元、2次元、3次  元の変化)

○ピンクタワー
   →中学の相似(縦横が一定の割合で増加)

○長さの棒(赤い棒)算数棒
   →中学の関数(一定に変化する量)

○幾何たんす
    →中学の平面図形、多角形

○幾何学立体
    →中学の空間図形、投影図

○構成三角形
    →中学の合同、角、平面図形

○二項式
  →(a+b)2乗は中学の多項式

◯三項式
  →(a+b)3乗は高校の内容



【日常生活での感覚教育】
日常生活でもこのPGSの考え方をもって子どもをみると面白いです。
ミニカーを色別にしたり、大きい順に並べたりしていたりします^ ^
そんな様子があったら邪魔せずに見守り、「これは大きいね、これは小さいね」と声をかけていくと、子どもは感覚の整理・分類を意識することができます。


感覚教育を受講して、また新たな子どもの見方を知りました。子どもを観察して援助できるのが楽しみです。
感覚教具の美しさを子どもたちにも味わって欲しいです。