先生も保護者もご機嫌に 勇気づけ先生

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先生も保護者もご機嫌に 勇気づけ先生
アドラー心理学と潜在意識をベースに勇気づけの関わりを実践。。

支援学級への違和感

支援学級って何をするところなのか?
もう一度見直す必要があると以前から
考えいました。

支援学級と通級教室の役割分担が混在してしまって運用がうまくいけていないところが多くなっているのではないかと感じます。

通級指導は、

小・中学校の通常の学級に在籍している比較的軽度の障害のあ る児童生徒に対して、障害による学習上又は生活上の困難を克服するため、その障害の状態 に応じて「特別な教育課程」による指導を行う教育形態です。

支援学級は、

小・中学校学習指導要領を基本とした学習を行いますが、必要に応じて、 特別支援学校の学習指導要領を参考にするなどして特別の教育課程を編成します。
児童・生徒の障害の実態に即して少人数の学級編制を行うとともに、一人一人に対して具体的な目標を設定し、適切な指導事項を選定するなどして効果的な教育が行われるようにしています。
なお、特別支援学級では、健康な体づくり、基本的生活習慣の育成、社会生活に必要な言語の理解や表現・数量の処理などが指導の中心になっている。

この差が混在してしまって、支援学級数がどんどん増えて、本当は通級指導の児童が支援学級に入級している現状がある気がします。
、そうすると、本来支援学級で支援学校の教育課程も参考に、指導計画や特別の教育課程の編成が必要な児童が適切な指導を受けることができていない場合が少なからずあるように聞きます。

国、算だけ支援学級で、
その他は通常の学級で授業を行う。
しかし他教科でも支援が必要な支援学級在籍の児童がこれを理由に支援学級にいけない現場があるのではないかと。
これは、本来の運用とは違うものではないだろうか?

そうなると、教科指導なら特化した指導や、本来しないといけない自立活動もできないまますぎることになるのではないでしょうか?

改善のためには、
支援学級、通級指導の役割と入級基準の明確化が必要であると思う。

そして、本来支援学級が必要な児童は、
その子に応じた指導で国算以外の学習も
支援学級で行い、生活と、学習を合わせた指導を行うこと、自立活動も感覚統合などのつまずきに応じた指導を行なっていく必要があるのではないかと思います。

数年前に感じたことをメモのため書き残しました。悩んでおられる支援学級の先生や保護者の肩ももいらっしゃるのではないでしょうか?