昨日は
アドラー流親子関係を学ぶ
『SMILE～愛と勇気づけの親子関係セミナー』
でした。
仕事や家事の忙しい合間をぬって
子育てを学ぶお母さんたち、
ありがとうございます！
４回目のテーマは
「誰の課題でしょう」
日々、親子間でおこる
いろいろな悩み、問題を
整理・解決する手順を
学んでいきました！
「誰の課題でしょう」
というタイトル通り、
子育ての悩みや問題を
「誰の課題かな？」
と、振り分けながら
考えていく方法で、
これを知っていると
親子ゲンカに
発展することが減るし、
子ども自身が自分で
解決する力も伸びていくんです。
そうそう、この
「誰の課題か？」
と、考える方法は
親子関係だけじゃなくて
夫婦、友人、職場・・・
あらゆる対人関係でも活きてきます！
私も、こんな風に
人をサポートする仕事をしていると、
よく聞かれるんですよね～
「他人の悩みをきいて
しんどくならないですか？」
はい、大丈夫！全然しんどくないです。
そりゃあ、時には
うーん・・・どうしたらいいかな？
と、私も相談者さんと一緒に
頭を抱えることがありますよ。
だけど、
相手のネガティブな気持ちをもらったり
それが私生活に影響したり
するようなことはないです。
それも、この
「誰の課題なのか？」
という考え方（＝課題の分離）を
知っているからなんですね～
講座の中では
テキストで基本的な考え方を知ったり、
ワークを通して練習したり、
それぞれの子育ての悩みや事例を使って
みんなで考えたりしていきました。
★きょうだいゲンカは
どうすればいいか？
★子どもがリビングを散らかして
イライラしてしまうけど
どうしたらいいか？
★子どもから相談されたら
どんなふうに答えたらいいか？
・・・などなど
実際に
よくあるシーンを例に
みんなで考えていくと
「そういうことが！」
「そんな風に使うのね！」
と、腑に落ちやすくなるんです。
学びの中で、ある受講生さんが
「子どもに寄り添うのはOKだけど、
解決してあげる必要はないんですね」
とおっしゃってました。
そう、そうなんですよね。
相手想いの優しい人ほど
相談されると
答えてあげなくちゃ！
なんとかしてあげなくちゃ！
と、思ってしまいます。
だけど・・・
解決してあげることが
子どもが本当に望んでいること
かというと、
ちょっと違うのかもしれません。
教員時代に
子どもたちと接してきて思ったのは
子どもって、みんな本当は
「（自分で）できるようになりたい」
と、思っています。
よく、問題が解けなくて
ふてくされてる子どもがいたけど、
「こうやるのよ！」
と、解き方を全部教えて
答えが出たとしても
子どもは喜ばないんですよね。
逆に、
（自分はできないんだ・・・）
と、どんどんやる気を
失っていきます。
でも、
考え方の道筋とか
気づいていないポイントとかを
ちょっとだけ伝えて
それを足掛かりにして、
自分で答えにたどり着けた時の
子どもの目の輝きといったら！！！！
まるで全部自分で解いたかのような
自信に満ち溢れた顔を
するんですよね（笑）
そういう子の笑顔を見るたびに
あぁ～本当は
できるようになりたい
って思ってるんだな・・・
と、何度も痛感しました。
子どもは
経験も大人より少ないし、
最初から上手くできないので
どうしても親や大人に
「分からん」「できん」
と、頼ってきます。
だけど、
親や大人に頼る
＝親や大人にやって欲しい
ではない！！
親が、さも
「自分の課題」のように
やってしまうのは逆効果で、
最終的には
子ども自身ができるように
サポートしてあげることこそが
子どものやる気と自立に
つながっていきます✨
講座の中では
さらに踏み込んで
・どんなことは手伝うのか？
・どこまで手伝うのか？
・その基準は何なのか？
しっかり学んでいきましたよ。
自分の中で軸ができていると
迷わずブレずに対応できるように
なっていきますね！
受講生さんたち
引き続き、おけいこしていきましょう♪
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