「今日、子どもの受験でした」
「第一志望の学校に合格しました」
あちこちから
受験の話が聞こえてくる２月。
わが子のことじゃなくても
受験の話を聴くだけで
心臓がきゅっと縮みます💦
でも、
受験生を持つ父さん、母さんは
もっともっと神経をすり減らして
この２月を過ごしていますよね。
受験である以上
どうしても合否の判定が
出てしまうので、
嬉しい結果の人もいれば
悔しい結果を受け取る人もいる。
でも、不合格は不幸じゃないよー
そう言いたいんです。
私は、大学受験に一度
失敗しています。
合格をもらえなかった
悔しさも味わいましたし、
大学生を満喫している同級生を横目に
１年間浪人生活も送りました。
それこそ当時は、
「あなたはいらない」
という烙印を押されたような
気持ちになって激しく落ち込みました。
でもね、
大人になってみると、
「本当に、あの時、失敗していてよかった」
と思うことばかりなんです。
受験に失敗してよかったこと
並べてみましたよ。
まず、
大きな挫折を経験したことで
精神は相当たくましくなりました！
受験の不合格って
なんだかんだ言っても
かなり大きな挫折経験です。
それまでも、
プールの進級テストに
受からなかった・・・とか
合唱部の選抜メンバーに
選ばれなかった・・・とか
選ばれない経験は何度も
していましたが
受験の不合格で味わった挫折感は
桁外れでした。
だけど、その分、
苦しんで、もがいて
もう一度自分を立て直して
再チャレンジをし、
乗り越えられた時の喜びと自信も
相当大きかったです。
失敗をしても
もう一度やり直せるし
乗り越えられる！
心のねっこの深いところに
自分への信頼が芽生えた
感じがしてますよ。
２つ目は、
やりきった経験！
私は、高３の１０月末まで
部活をしながら受験勉強をしていたので
正直、勉強に全く
身が入っていませんでした。
でも、合唱部も
最後の最後
全国大会まで頑張り
やりきることができたし、
受験勉強も、浪人の１年間で
「もうやだ」と思えるくらい
やりきることができました。
ここまでやり切った！
という経験って
その後の人生にとって
ものすごくプラスに
なってるなと思うんです。
仕事をする上でも
すぐに結果を求め過ぎず
腰を据えて取り組むことにつながったり
納得できるまでやってみる
という粘り強さに活きていたり・・・
部活も勉強も
どちらもやりきったからこそ
後悔もないし、
最後まであきらめない心も
育ったような気がしています。
その他にも、
共に励まし頑張った
濃い仲間ができたことも大きい！
高校３年間以上に
あの苦しい１年間を
共にした同級生とは
相当、強い絆ができました。
あと、おまけに
旦那さんと出会えたこと
主人とは大学のサークルで
出会っているんですが、
私が浪人していなかったら
同級生ではなくなっていたので
もしかしたら
出会うことも、付き合うことも
なかったかもしれないな～と。
「おまけ」と言いつつ
一番インパクト大きいな（笑）
結果論なのかもしれないけれど、
私は、一度受験に失敗したことで
その後の人生に繋がる大切なものを
たくさん得ることができました。
不合格だったからこそ
より幸せに近づいた
とすら思ってますよ～＾＾
もちろん、
親子で合格を手にできたら
とても嬉しいし
喜ばしいことですね！
でも、たとえ不合格だとしても
決して不幸なこととは限らない。
子どもの人生が
よりよくなるために
必要な過程として
プレゼントされたもの
そんな風に受け取ることができたら
いいのかなと思ってます。
受験生も、
支えているお父さん、お母さんも
どうか最後まで
力を尽くせますように
応援しています♡
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
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