突然ですが、
お子さんとの関係はどちらに近いですか？
①指導、管理、教育をする
「上司と部下の関係」
②対等な仲間で、お互いを応援し合う
「親友のような関係」
いつも①や②に近い
という方もいれば、
①と②が入り混じっている
という方もいるかな。
実は、アドラー心理学では
子どもに対して
「親友のように接しよう」
という考え方があります。
これを聞いてピンときますか？
私は最初に聞いた時、実は
違和感がありまくりでした。
親友のように？
子どもと？
特に、アドラーを学び始めた時は
まだ子どもが２～３歳だったので、
このイヤイヤまっさかりの彼女と
親友になれるんだろうか？？
まるでイメージがわかんよ！
と、正直思っちゃいました・・・
相手のことを親友だと思えるかどうか？
って、
相性とか
一緒にいて楽にいられるとか
相手の人柄や信頼感あってこそですよね。
でも、
毎日、泣き叫び
理不尽なことを要求してくる子どもを
親友だと思うなんて難しすぎる・・・
当時はいまいひとつ
腑に落ちないまま、
５年ほど月日が経ち
最近は、
「こういう感覚なのかな？」
と、少しだけ分かってきた気がします。
ちょっと挙げてみると・・・
・冗談を言い合える
・ちょうどいい距離感がある
・お互いをリスペクトしている
・リラックスした関係
そういえば。
教員時代、６年生を担任した時に
子ども達となかなかいい関係が
築けていたなぁと感じていたんですが
当時の生徒たちとも
こんな雰囲気がありました。
逆に、子どもと
ギクシャクしてしまった時は
見事にこれらがなかったですね。
生真面目で、
言うことを聞かせようとして
強制モードで
緊張した関係だったなぁ。。。
たしかに、
親友に接するような感じで
子どもといられると
お互いに笑顔が増えていきます。
ただ、子どもが大きくなってくると
それこそ、一緒に遊んだり
出かけたりすることも減ってくるし、
何でも話してくれるわけじゃない。
いわゆる「親友」よりも
ちょっと距離がある関係になりますね。
それに、
同世代の友達や親友の方が
親よりも断然、
影響力が強くなってくる。
なので、
「親友」よりも
「心友」の方が近いかな
と、個人的には感じてます。
「心友」は
単に親しいというだけじゃなくて
心が繋がっている感じ。
年齢とともに
親密さは遠ざかるかもしれないけど、
心が繋がっている感じ
理解し合えている感じ
自分のありのままを出せる感じ
そんな関係が「心友」だなと思ってます。
じゃあ、
「心友のように接する」って
どうしたらいいか？なんですが・・・
私の中では
子どもがどんなことを考えているのか
興味あるな～知りたいな～
そんな感覚で子どもと接する感覚です。
時にはガミガミっとなって
娘と険悪になることもあるんだけど、
ある時、小３の娘が
「お母さんには言えるけど
先生には話せないんだ」とか
「お母さんは分かってくれるじゃん？」と、
言ってくれたことがあって。
勇気をくじいちゃう日もあるけど、
娘にとって私の存在が
そんな風に映ってるんだなぁと
嬉しくなりました。
子どもを「親友」のように思って
接するというのは
私には少しハードルがあったけど、
子どもがどんなことを考えてるのか
興味あるな～知りたいな～
と、子どもの心に
関心を寄せるイメージで接していると
「心友」に近づける気がしますよ。
しっかりとした親であろうとするよりも
子どもと心友であろうとする
この、ちょっとした意識の違いで
親子関係は変わります。
心のあり方、スタンスが変わると
ふいに冗談が出たり
発言に相手へのリスペクトが入ったり
踏み込み過ぎない
よい距離感でいられたりと
行動や態度も自然と変わっていきますからね！
「心友スタンス」
ちょっぴり意識して
過ごしてみませんか？
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
どんなあなたも応援しています♡
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